鎌倉観光の玄関口、大船駅・北鎌倉駅周辺からスタート!
古都・鎌倉らしい風情ある桜を楽しみたい方におすすめなのは、北鎌倉の円覚寺。禅寺らしい凜とした雰囲気が漂うお寺です。桜と同じ頃、中国の小説家・魯迅から昭和8年に贈られたという白木蓮が、乳白色の花を咲かせます。
北鎌倉駅から徒歩15分ほどの場所に位置する、「鎌倉五山」第一位の建長寺の桜は、タヌキが建てたという伝説が残る山門付近で見ることができます。いったい、どのような伝説なのでしょうか?
鎌倉駅周辺の桜の名所へ
鎌倉駅付近から鶴岡八幡宮前まで、若宮大路の真ん中に一段高く盛り土された「段葛(だんかずら)」は、鶴岡八幡宮の正式な参道。段葛の桜並木は、2016年に植え替え工事が完了したばかりの若木たち。
鎌倉の桜のイチオシスポットは、鶴岡八幡宮の源氏池のほとり。池の水面すれすれに這(は)うようにして咲く、多くの桜が水面に映り、上を見ても下を見ても、桜・桜・桜。まるで、桜の「おもてなし」のようです。
「鎌倉・江の島七福神めぐり」の夷(えびす)様がまつられている本覚寺は、春先に訪れるのもおすすめ。3月下旬頃に、本堂横に、しだれ桜が美しく咲きます。
谷戸の奥にあり、ふだんは、とても静かな妙本寺境内も、春先はとても華やぎます。桜が散り始める頃、まるで生まれ変わるかのように濃いピンク色の海棠(カイドウ)の花が咲き始めます。
鎌倉のお花見スポット、『源氏山公園』。公園内には、約300本の桜が植えられています。広場もあるので、シートを広げてのお花見に最適!
鎌倉駅からバスで、ひと味違う桜を見に出かけましょう
光明寺では、桜の開花にあわせて『観桜会』が催され、野点が行われたり、フリーマーケットが開かれたりします。お寺のシンボルの巨大な山門の特別公開も行われ、山門上から、桜だけでなく海の景色も楽しむことができます!
鎌倉山とは、西鎌倉の高級住宅地の名称で、鎌倉山という名前の山があるわけではありません。鎌倉山の名物、桜のトンネルは、バス通りに沿って3kmほど続き、地域の人々はもとより、観光客にも人気があります。
鎌倉山の「扇湖山荘(せんこさんそう)」は、鎌倉を代表する別荘建築のひとつ。約14,000坪という敷地に建つ母屋の前からは相模湾が一望できるほか、枝垂れ桜の巨木があり、訪れた人々の目を楽しませます。毎年2日間のみの限定公開。
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