目の下・まぶたが腫れたときに疑われる病気と症状・対処法

目の腫れの原因で多い「ものもらい」

ものもらいには霰粒腫(さんりゅうしゅ)・化膿性霰粒腫(かのうせいさんりゅうしゅ)・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と3種類あります。ものもらいの大半を、霰粒腫と化膿性霰粒腫が占めます。

霰粒腫の症状:
目の表面に油を出しているマイボーム腺が何らかの原因で詰まってしまい、中に油がたまって、炎症を起こします。
最初は、まぶたの腫れと、場合によっては多少の痛みを感じます。そのうちに、まぶたの中にコロコロとした玉のようなしこりができます。

化膿性霰粒腫の症状:
マイボーム腺が詰まることで、菌が増殖してしまった状態です。
霰粒腫より強い症状がみられ、まぶたの腫れ、赤くなる、痛みなどがあります。

どちらも治療法は、点眼薬や内服薬が処方されますがあくまで症状を緩和する対症療法に過ぎず、基本的には自然治癒を待つことになります。
それでも治らない場合は手術をすることもあります。

出典: ものもらいの治療・手術法 [目の病気] All About

かゆみを伴う「アレルギー性結膜炎」

花粉やハウスダストによるアレルギー性の炎症は、強い目のかゆみ、赤みを引き起こします。人によっては、まぶたも赤くなったり、腫れたりすることもあります。
点眼薬での治療や、アレルギー物質から目を守るためにゴーグルを着用する、市販の洗浄液で洗眼するなどの対処法があります。

出典: アレルギー性結膜炎の症状・治療法 [目の病気] All About

食べ物のアレルギーで目の周りが腫れることも

花粉やハウスダストだけでなく、卵、乳製品、小麦、そば、魚、エビなどの食物アレルギーでも、目の周りが腫れたり、かゆみ、充血、目やになどの症状が現れることがあります。
この場合も、アレルギー源を避けることがいちばんの対処法になります。

出典: 食物アレルギーの原因と症状の基礎知識 [アレルギー] All About

目の周りがむくむ「クインケ浮腫(ふしゅ)」

クインケ浮腫の主な症状は、目や口の周りに突然むくみが現れます。ほとんどの場合は数時間で治まります。原因はわかっていませんが、アレルギーの一種ともいわれています。

出典: 2/2 顔の色・むくみからわかる病気のサイン [女性の健康] All About

歯が原因で腫れることも!「歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)」

歯性上顎洞炎は、歯の上部から目の下にかけて骨の空洞があり(その部分を「上顎洞」といいます)、そこに炎症が起きて、膿がたまることで症状が現れます。
主な症状としては、鼻づまりなど風邪や蓄膿のような症状と、目の下の腫れ、圧迫感、痛み、上の歯茎の腫れなどがあります。
投薬、感染の原因の除去、手術などで治療します。

出典: 歯が原因の蓄膿「歯性上顎洞炎」 [歯・口の病気] All About

目の充血・高熱・喉の痛みも出る「咽頭結膜熱」

「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」という名前より「プール熱」という通称のほうがピンとくる人も多いかもしれません。プールでアデノウイルスに感染することが多いため、「プール熱」と呼ばれています。
主な症状は、目の充血、腫れ、痛み、目やになどの目の症状と、5日程度続く38~40度の高熱、喉の痛みなどです。
治療法は、アデノウイルスに対する特効薬はないため、高熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤などが処方され、自然によくなるのを待つしかありません。
プール熱はタオルの共用などでも感染するので、家族が感染した場合はタオルを一緒に使うのは避け、手洗いや消毒などもしっかりしましょう。

出典: プール熱の感染が拡大中 [子供の病気] All About

目の周りにもできる「眼部帯状疱疹」

帯状疱疹は脊髄に近いところから症状が現れますが、いきなり脊髄からは遠い目の周りに症状が現れることがあります。
目の周囲に発疹ができて、痛みがある場合は要注意です。
目の帯状疱疹は放っておくと失明する危険性もあるので、症状に気づいたらすぐに眼科を受診しましょう。

出典: 2/2 帯状疱疹で失明?目から耳の発疹に注意! [帯状疱疹] All About

この他にも、考えられる病気はたくさんあります。まぶたの腫れ、目の下の腫れは、目元だけの問題だけではなく、全身性の病気や、他の部位が原因になっていることもあります。早めに医療機関を受診することをおすすめします。