ホラー映画の基礎を抑えたいならまずはコレ

ホラー・ムービー史―恐怖・怪奇・幻想の全映画

モノクロ時代から、出版当時の80年代中頃までのホラー作品を網羅した書籍。海外作品はもちろん、国内のいわゆる“怪談”ものにもしっかりと触れており、ホラー映画の“世界史”的な内容となっている。

出典: Amazon.co.jp: ホラー・ムービー史―恐怖・怪奇・幻想の全映画 (シネアルバム): 北島 明弘: 本

映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100

タイトルにもある通り、ホラー映画ファンの“必修科目(作品)”を100作紹介したカタログ書。ホラービギナーであれば、まずはコレを片手に最寄りのレンタルショップをウロウロしてみるのがいいかもしれない。そこそこマニアの方も、かつて観た作品を懐かしんだり、参加ライター陣の切り口から新たな発見を得ることができるだろう。

出典: Amazon.co.jp: 映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11): 青井邦夫, アサダアツシ, 伊東美和, 江戸木純, 岡本敦史, キシオカタカシ, 桑原あつし, 神武団四郎, 高鳥都, 多田遠志, てらさわホーク, 中野貴雄, 長野辰次, 長谷川町蔵, 松江哲明, 真魚八重子, 森直人, モルモット吉田, 安田謙一, 山崎圭司, ロビン前田, 涌井次郎, 鷲巣義明, 金子ナンペイ: 本

新たな解釈を得られる映画評論集

ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争

作家の中原昌也氏による初期映画評論集。ホラーを中心にさまざまな作品について論じているが、白眉は『悪魔のいけにえ』で知られるトビー・フーパー監督の特徴を“ディスコ的なもの”と断じる章。これを読めば、一般的には評価が低いとされている、同監督の『いけにえ』以降作品も、新たな視点で楽しめるはず(そういえば、現時点での最新作『悪魔の起源 -ジン-』も極めてディスコ的だった)。

出典: Amazon.co.jp: ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 (映画秘宝collection): 中原 昌也: 本

暗黒映画評論 続悪魔が憐れむ歌

デザイナー、ライターの高橋ヨシキ氏による映画評論集の第2弾。前作に比べてホラー映画の占める割合が増えており、『エルム街の悪夢』、『悪魔のしたたり』、『デビルズ・リジェクト』などなど珠玉のホラー映画たちに向けた、愛のこもった(あるいは愛憎入り混じった)言葉を読むことができる。しかし、本書で何よりも感動的なのは(ホラーじゃないけど)ディストピアSFの名作『未来世紀ブラジル』に対する新たな論考。ここの章だけでも必読です!

出典: Amazon.co.jp: 暗黒映画評論 続悪魔が憐れむ歌: 高橋 ヨシキ: 本

異常な世界を覗き見たいなら……

キリング・フォー・カルチャー―殺しの映像

映画の中で描かれた“死”についてまとめた、非常に悪趣味な本(褒めてます)。本物の殺人行為が描かれているという触れ込みで公開され、当時世界中で上映禁止が運動が起こった映画「スナッフ」に迫る章に始まり、60年代に一大ムーブメントとなったモンド映画の虚実入り混じった世界に流れこむ。全篇に死の香りが漂うが、語り口が淡々としているので学術書のように読めてしまうから不思議。

出典: Amazon.co.jp: キリング・フォー・カルチャー―殺しの映像: デヴィッド ケレケス, デヴィッド スレイター, David Kerekes, David Slater, 菊池 淳子, とちぎ あきら: 本

映画の生体解剖~恐怖と恍惚のシネマガイド~

『リング』三部作の脚本家として知られる高橋洋氏と、UFO研究の名著『定本何かが空を飛んでいる』の作者である稲生平太郎氏が、映画で描かれた異様な表現、世界について語り合う対談集。ふたりの知識量(と記憶力)にはとにかく圧倒されるが、それ以上にそこで語られる内容の特異さに好奇心を刺激される。日本未公開作品にも数多く言及しているため「観たいけど観られない」という歯がゆさを感じなくもないが、いつか観られる日を夢見て過ごすのもそれはそれで楽しい……と、思う。

出典: Amazon.co.jp: 映画の生体解剖~恐怖と恍惚のシネマガイド~: 稲生 平太郎, 高橋 洋: 本

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