2014年名づけの傾向はどうだった?
願いを込める名づけの落とし穴
占いに興味をもつ、もたないは本人の自由です。ただし、姓名判断という占いには統計上の根拠はなく、流派が何十もあって見方もマチマチで、占いの世界に共通した見方はありません。占いに従って子供の名前を決めると取り返しのつかないことになるかもしれません。
姓名判断を無視して勝手に好きな名前をつけていいのかと心配する人も多いようですが、名づけというのは、ご自分の気持ちを偽らずに表現してこそ、きちんとお子さんと向き合った、後悔のない名づけになるのです。
願いをこめる名づけというのは、「こんな人間になってほしいから、こういう名前をつけたんだ」ということ。しかし、結果が裏目に出ることも多いので、少々リスクのある名づけともいえるのです。
親が子供にあまり思いを込めると正反対の結果になるなら、名づけの際には呼び名や響きを重要視したほうがよく、漢字の持つ意味はあまり考慮しない方がいいのでしょうか?
名づけで大切なこと
名づけには、大きく分けると「漢字」「呼び名」「イメージ」「記念」「文字数」「画数」「本人への希望」の7つの発想のやり方があります。
名づけで注意することは、自分の本音を大切にしているかどうか、そして名前をつけられる本人や、本人と関わる社会の人のことを大切に考えているかどうか、ということです。
最近の名づけの良い傾向は、音やイメージから出発して名前を作る人が多い、ということ。これは自の好みの名前が作れますので、あとで後悔することはありません。
名づけに関して情報の集めすぎで混乱してしまう、珍奇名前や人に読めない、男女を間違えるといった大きな難点のある名前が個性的なように誤解されることが最近の名づけの良くない傾向です。
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