お酒好きの国はやっぱりお酒がおいしい
アイルランドのことは知らなくても、黒いビール「ギネス」なら知っているという人もいるのでは?陽気によく飲むアイルランド人に長年愛されるお酒ですが、アイルランドだからこそ飲めるその新鮮な味わいに、旅行中にファンになる人も多数。
ギネスを代表する黒いビール「スタウト」だけでなく、エールにウイスキー、アイリッシュクリームなど、おいしいお酒がたくさんあるのがアイルランド。アイルランドを旅する際には、ぜひギネスだけでなく、いろいろなお酒を楽しんでくださいね。
妖精に絶景、ユーモアあふれる人たち。これだからアイルランドは楽しい
宝のありかを知っているレプラコーン、お酒好きの妖精クルーラコーンなど、アイルランドには妖精伝説がたくさん。森や丘に住む彼らは、それぞれにユニークな個性を持っていて、どこかアイルランド人のキャラクターを彷彿とさせるのも面白いところ。
大らかで陽気、そしてお酒と冗談が大好きなアイルランド人。短い旅行でもそんなアイルランド人気質を垣間みることができたという人も多数。リラックスした雰囲気でお酒と会話を楽しむ地元のパブでは、そんなシーンに遭遇する可能性も大。
’’エメラルドの国’’とも呼ばれるアイルランドにはのどかな田園風景が多くありますが、厳しい自然がつくりだした、どこか不思議な雰囲気の漂う絶景の数々も。切立つ崖に面した「モハーの断崖」や「ドンエンガス遺跡」、北アイルランドの「ジャイアンツコーズウェイ」はその最たる例。
ジェームス・ジョイスやベケット、オスカー・ワイルドなど、多くの文豪を生み出し、文学の国として名高いアイルランドですが、’’世界でもっとも美しい本’’といわれる色彩豊かな聖書の装飾手写本「ケルズの書」の存在もお忘れなく。こちらはダブリンのトリニティカレッジに展示されており、ダブリン観光でも特に人気の高いスポットになっています。
ケルトの文化が根付いていたアイルランドにキリスト教を布教をしたのが守護聖人セント・パトリック。現在では国民の大多数がカトリックで、12月は街中がクリスマスの雰囲気たっぷりに。3月17日のセントパトリックス・デーは彼の功績を讃えたもので各地で盛大に祝いします。
イギリス支配がアイルランドに与えた影響
700年にわたるイギリスの支配を経て、公用語となった英語。アイルランド語も公用語のひとつですが、日常生活では英語が話されています。1995年頃からのケルティックタイガーと呼ばれた好景気では、英語を母語としていたためにアメリカ資本が集ったという背景も。
いまだにイギリス領北アイルランドとアイルランド共和国という二つの国に分かれたままのアイルランド。北にも足を伸ばすという場合は、イギリスの通貨ポンドが必要。カトリックが多数派の南に比べ、北はかつてイングランドやスコットランドから入植したプロテスタント系が多数。
オコンネルストリートでもひときわ目をひく雰囲気のある建物・中央郵便局や、キルメイナム刑務所など、アイルランドの独立の歴史を語る上で重要なスポットはダブリンの各地にあります。北アイルランドでは「北アイルランド問題」を象徴するベルファストの「平和の壁」が有名。
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