いずれ劣らぬ個性派ぞろい!ジャズの華、ヴォーカル・スタイリスト7選
ジャズ・ヴォーカルと言えば、この人!ルイ・アームストロング。美声ではないダミ声で、人生を歌うジャズ界きってのスタイリスト。時に楽しく、時に深く、時に悲しい。ジャズの持つブルーな雰囲気をすべて表現するヴァーチュオーゾ。トランペットも絶品。
サッチモは、独特のダミ声で味のある歌を歌います。それだけに、共演の女性ヴォーカルは普通の人では太刀打ちできません。ジャズ・ヴォーカルのファースト・レディと呼ばれたこの人は、さすがのいなしと献身でサッチモを上手に立てつつも、しっかり自己表現!
ビリー・ホリデイは、ジャズ・ヴォーカルの中でも、特別な存在です。奔放に生き、そして歌ったその人生すべてが、あらゆる音楽シーンに影響を与え続けています。そのビリーが、あふれ出る怒りを静かに歌にこめた魂の叫びともいえる名唱がコチラ!
ビリー・ホリデイは、その奔放な生活のままに、恋に歌に、そしてドラッグに短い人生を疾走します。そのビリーが44歳で亡くなる1年前の最晩年の録音。甘いストリングスに出なくなった声を絞り出すような壮絶な恋の歌。ビリー生き様のような名唱はコチラ!
ジャズだけではなくポップス界においてもアメリカを代表するビッグスターのフランク・シナトラ。そのシナトラも有名になったのはビッグバンドのトミー・ドーシー楽団からでした。若き日のシナトラは、甘い声でよくスイングし、女性を熱狂させました!
大御所になったフランク・シナトラが、移り行く音楽シーンにあって、1960年代当時世界的ブームにあったスタイルに挑戦しました。「風邪の時以外で、こんなに声を張らないで歌ったのは初めてだ。」と後に語ったシナトラが挑戦した音楽ジャンルとは?
エラ・フィッツジェラルドはジャズ界でも歌のうまさは定評があります。そのエラの名盤「エラ・イン・ベルリン」。特に「マック・ザ・ナイフ」はエラのスキャットが爆発する代表的な名唱。でも、実はこの時エラは歌詞を忘れて、とっさにスキャットしたとか!
エラ・フィッツジェラルドは、ジャズ界において、「ファースト・レディ」と呼ばれ、大成功を収めた第一人者です。そのエラが、驚愕の贈り物を、贈ってはならない人に、贈ってしまいます。決して報われず、使われることがなかったその驚愕の贈り物とは?
サラ・ヴォーンは、幅広い声量と歌唱力に恵まれたジャズ・ヴォーカル界きっての実力派。「The Divine One」(神のもの)とあだ名されるほど、驚異の歌唱力を誇ります。そのサラが、円熟の歌唱を聴かせてくれるのがコチラ!
サラ・ヴォーンが乗りに乗ってた34歳の女盛りに、女心をしっとりと聴かせてくれます。歌のうまさはもちろん、ほんのりと色香を漂わせた雰囲気にハマること請合い!ジャズ・ピアニストのエロール・ガーナー作曲の、有名スタンダードソングはコチラ!
チェット・ベイカーは50年代に頭角を現し、ジャズ界のジェームス・ディーンとまで言われるほどに人気のあったトランペット&ヴォーカルです。その歌は、妖しい中性的なムードに包まれた雰囲気ばっちりのものです。そのチェットの代表的な歌唱がコチラ!
「チェット・ベイカー・シングス」には、多くの名唱が入っていますが、中でも決定版と言われるのがスタンダードの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」です。そのチェットの名唱に勝るとも劣らない他の歌手による「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はコチラ!
カーメン・マクレイは、エラ・サラ・カーメンと呼ばれる女性ジャズ・ヴォーカル御三家の中では、一番地味な存在です。でも、実力は折り紙つき。特にトーチソング(失恋や片思いの歌)には定評があります。そのカーメンのバラードがたっぷり聴けるのがコチラ!
出典: Amazon.co.jp: カーメン・マクレエ, ドン・アブニー, ジョー・ベンジャミン, チャーリー・スミス, フランク・ハンター&オーケストラ : ブック・オブ・バラーズ - 音楽
カーメンの歌うトーチソングには、他の誰にもまねのできない深みがあります。女性として生まれ、女性として人を愛し、傷つき、歌う。そのそれぞれの曲の悲しい歌詞が、ダイレクトに伝わってきます。そうなったのには、なんとこんな驚愕の事実が!
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