まずは公的介護保険の保障内容をチェック
高齢者の介護を社会全体で担おうという主旨で発足した公的介護保険。介護費用を考えるときには、公的介護保険の保障を知っておく必要があります。公的な保障で足りない分を自分で用意すればいいからです。
在宅介護と施設での介護、かかる費用の目安は?
公的介護保険は財政難から、施設介護から在宅介護へシフトしています。ですから、今後、在宅介護が増えるでしょう。その場合の費用はどれくらいかかるか知っておきましょう。要介護状態区分ごとに、典型的な費用の例を挙げています。
公的介護保険は在宅介護にシフトしているとはいっても、施設での介護がまったく受けられないわけではありません。施設を利用すると、費用はどれくらいかかるのでしょうか。ショートステイ、特別用語老人ホーム、有料老人ホーム、それぞれの費用の例を挙げました。
介護費用はどの要介護状態区分か、在宅か施設入所か、どの介護保険サービスを利用するか、などで大きく変わってきます。「介護費用かんたんシミュレーション」を使えば、公的介護保険のサービスでかかる費用を試算できます。
おひとりさまだと費用をもっと多く見積もる必要が…
親と同居のまま中高年になってしまったおひとりさまは、親の介護費用を負担しなければならないかも。それに、自分の介護費用も考えなくては…。シミュレーションしてみると、両方合わせて1300万円という驚きの金額が。
公的介護保険で足りなければ民間の保険で備える手も
公的介護保険では足りない介護費用の準備は、今や必須です。その方法は、貯蓄か民間介護保険、または両方を併用するかです。民間の介護保険は保険会社や商品によって保障内容がかなり異なるため、賢く選ぶには押さえるべきポイントがあります。
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