デフレの象徴「ユニクロ」が値上げ!
デフレ時代を象徴してきたユニクロが、2014年秋冬ものから5%程度の値上げを発表! 洋服の価格に対する価値観を大きく変える価格設定で拡大を続けてきたユニクロの値上げは、アパレル業界以外への影響も小さくないはずです。
「ファーストリテイリング」は、同社のカジュアルブランド「ユニクロ」で、今秋冬物から順次、5%程度の値上げを実施する。原材料価格の高騰と円安でのコスト高を価格に転嫁する。 デフレ経済の象徴とも言われた「ユニクロ」の値上げは、脱デフレに向けた経済の潮目の変化の象徴となるかもしれない。
そもそも、国の政策がインフレを目指している
4月以降、消費増税分だけでなく、何となくモノの値段が上がっている気がしませんか? 消費増税の影響もありますが、4月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年同月対比3.2%上昇しました。日本経済は確実にインフレ方向へ向かっているようです。
安定的なインフレは、市場に資金がまわり景気回復にもつながり、その結果、企業・家計にもお金が回り、家計は潤います。しかし何も対策を取らないでいると、家計にトリプルダメージを与える恐れがあります。インフレの家計への影響を考えてみました。
インフレを忘れた日本人には注意が必要
約20年にわたってデフレ時代が続いた日本。ということは30代前半以下の人たちは、インフレ経済下での生活実感を経験したことがないのです。それ以上の年代でも、インフレ時代は遥か昔の記憶。そこで、いま一度インフレリスク考えてみましょう。
アベノミクスにより、長かったデフレのトンネルから抜けでようとしている日本経済。次にくるのは、金利上昇か? インフレか? 大きなターニングポイントに立ついま、あなたの生活を守るために考えなければいけない注意点は?
預金だけでは、どんどん資産が目減りしていく!
インフレは進行しつつあるのに、金利は少しも上昇していません。ということは、自分のお金を預金だけで管理していると、少しずつ目減りしていることになります。そこで必要になってくるのが「投資」なのです。
「長く続いたデフレ時代から意識と考え方を切り替えなければ、資産は目減りする」とお金のカリスマ・田口智隆さんは忠告します。お金の不安を払拭するための方法とは?
家計管理をするうえで、現金と金融商品とを政治と経済の変化に合わせて上手に持つ事ができれば、インフレにもデフレにも対応しながら家計をしっかり守り、資産形成できることができます。その為にも投資や資産運用といったことを学びながら家計に取り入れてみませんか?
投資に消極的な人は、せめて「物価連動国債」で対抗を
預金だけでは目減りすると理屈では理解できても、投資商品を買う勇気が持てない人もいるでしょう。そんな人は個人でも購入できるようになる「物価連動国債」で、せめてインフレだけには備えましょう。
2013年度から発行が再開されていた物価連動国債が2015年1月から個人投資家が購入できるようになる予定です。物価の上昇に対応することができ、かつ満期償還時まで保有すれば元本が保証されることから、リスクをあまり取りたくない投資家には朗報と言えるでしょう。
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