まずは知っておきたい「本当のところ」
卵子の力が下がり始めるのは33歳から。37~38歳以降はさらに妊娠しづらい傾向に拍車がかかるといわれています。妊娠を考えている人は、まずは事実を理解しておきましょう。
かつては「高齢出産」といえば30歳以上での出産を指していましたが、現在では35歳以上で出産することを言います。2008年の調査によると、国内の出産女性の約5人に1人は35歳以上の高齢出産なのです。
出生率が全体的に下がる中、高齢出産者の実数は増えています。高齢出産のリスクは知られてきましたが、30代出産と40代出産の間には、一体どんな差があるのでしょう?
流産、ダウン症の発生率、帝王切開の増加など、高齢出産に言われがちなリスクというものもあります。高齢出産でも多くの人が元気な赤ちゃんを産んでいますが、リスクについては理解しておきましょう。
「高齢出産でも産む」と決めたら前向きに!
高齢出産だと、兄弟を作ることを諦める人も多いようですが、年の離れた二人目、三人目出産も増えています。助産院などでも経産婦であれば年齢が上でも受け入れてくれるところがあるようです。
高齢出産者が多い施設は経験豊富なので、高齢出産でも安心して産みやすいと言えそうです。少しでもリスクを減らして出産の日をを迎えるために、産院選びのポイントをしっかり押さえておきましょう。
現在では珍しくない高齢出産。高齢出産を遂げた母親の人生は、どう変化するのでしょうか? 仕事でも人生でもキャリアを重ねてきた女性ならではの、出産後のライフスタイルに迫ります。
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