そもそもピロリ菌って何?
ピロリ菌の症状と検査法は?
胃にピロリ菌を保菌していても、基本的には無症状。胃潰瘍や胃炎など、状が出ることはありません。症状が出るのはピロリ菌が原因で何らかの病気が発症したときのみ、症状が出ます。
ピロリ菌の有無は、内視鏡検査、あるいは尿検査、血液検査、呼気検査などでチェックできます。全額自費でも3000~5000円程度の検査費用で済むことが多いです。
気になる胃がんとの関係は?
ピロリ菌は、基本的には胃炎・胃潰瘍を繰り返す原因菌。近年の研究ではさまざまな経路で細胞障害を起こすことが明らかになり、胃がんを引き起こす可能性があることもわかってきました。
ピロリ菌の除菌方法は?
ピロリ菌は、基本的には注射も入院も不要。3種類の飲み薬を7日間飲むだけで除菌できます。保険内なら3000円程度で、自費でも10000~15000円程度の負担です。
それでも胃がんリスクが心配な人は……
ピロリ菌除去しても、親族に胃がんの患者さんがいたりして不安が消えない人も多いもの。最近普及している画期的な検診、「胃がんリスク検診(ABC検診)」を検討するのもよいでしょう。
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