5位:かめしこみ 八幡 ろかせず  35度

白麹仕込みで、無濾過、アルコール度35%で仕上げたのが「八幡 ろかせず」。普通は濾過することによって雑味や臭みなどを取り除くのだが、この八幡は仕込み・蒸留・熟成の段階で、キメ細やかな手間をかけることで清らかでピュアな味わいに仕上げられる、ゆえに、無濾過でも芋本来の旨味や甘味、コクといったものが十分に楽しめる。市場価格は、1800mlで1万円~2万円ほど。

4位:伊佐焼酎 伊佐美

プレミア芋焼酎としては草分け的存在で、25年程前にはすでに幻の焼酎といわれ、一部の熱狂的ファンに愛され続けている。味わいは、まさに芋焼酎らしい素朴な風味。なめらかさがあり一見優しい印象だが、実は骨太の骨格しっかりタイプ。洗練されすぎず、昔ながらの味わいを残したところに伊佐美の良さがあるのかもしれない。正規価格は1800mlで1800円前後だが、プレミア価格で5000円前後。

3位:かめ壺焼酎 村尾

焼酎造りの天才といわれる村尾寿彦氏が、原料調達から、仕込み、蒸留、配達まで全てを1人で賄う。ゆえに生産量は限られ、自ずと手に入れにくい焼酎に。落ち着いた香りと洗練された中にも芋本来の自然な甘さやまろやかさを合わせもつ。アフターに芋らしい甘いフィレーヴァーが心地よく残る。森伊蔵、魔王とで「3M」と呼ばれる。正規価格は1800mlで2300円前後だが、市場価格は、1万3000円~2万円程度。

2位:名門の粋 魔王

「天使を誘惑し、魔界の王へ最高の酒を調達・献上する悪魔たちによってもたらされた特別なお酒」が命名の由来。爆発的人気を呼び起こした要因の一つは、芋臭さを一切消したすっきりした味わい。芋焼酎独特の甘い風味は少なく、思いのほかドライでシャープ。後味も「キレ」やアルコール感が感じられ、一般の芋焼酎のような甘い余韻は少ない。「魔王」だけの販売は少なく、オリジナル桐箱入りで1800ml、15000円前後。

1位:かめ壺焼酎 森伊蔵

定価は2500円程度だが、1升瓶30000円~40000円の値がつく、幻中の幻のプレミア焼酎の王様。心地いい甘い香りで最初の口当たりは非常になめらかで洗練されている。中盤からはやわらかい旨味と骨格がはっきりと感じられ全体のバランスがすばらしい。すっきりとした印象のわりには後味が長いところが意外。購入方法は、1800mlは電話申し込みのうえ抽選。720mlは全国の高島屋各店にて販売。