離乳食の進め方のキホンは?
月齢が5~6か月になって、発育良好で健康状態に特に大きな問題がなければ、赤ちゃんの機嫌が良い時に始めてみましょう。「食べ物に興味を見せる」「スプーンなどへの抵抗が減る」など、いくつかの開始のサインをチェック!
炭水化物である主食は、赤ちゃんが摂りこみやすい栄養のひとつ。必ず食事のベースとして揃えてあげるようにしましょう。おかゆ、うどん、食パンはいつからOKか、まとめました。
初期、中期、後期…と徐々に進めていく離乳食。始めは1さじからで、離乳食が進んでからも、初めての食材は1さじからが鉄則です。目安のg数にとらわれずに進めましょう。
1食のうち、ご飯類5:野菜類3:肉類2の割合で準備すると、上手にバランスが摂れます。全体の量にとらわれすぎず、赤ちゃんの様子を見ながら進めるのが大切です。
え! そうなの? よくある離乳食の誤解
かつては「離乳準備期」に果汁やジュースを与えることが薦められていましたが。しかし早すぎる離乳食の開始がアレルギーの原因になる心配が指摘され、現在は推奨されていません。
食物繊維が多く消化が大変な玄米や、塩分の高いフランスパン。同じ米、パンでも、これらは1歳過ぎからがベター!
いつまでもつぶしたり刻んだりしていてもダメですが、硬いものをあげれば噛む力がつくというのは誤り。少しやわらかい食材に、多少硬めの食材をまぜてみるといいでしょう。赤ちゃんのモグモグを大切にすることが大事です。
離乳食に大切なのは、心と体の余裕!
離乳食を始めたり進めたりする上で、赤ちゃん嫌がっているようなら、無理強いは禁物。様子をみてもいいですし、初期で調子が悪い時は離乳食はお休みするのもOK! あせらず、余裕を持って進めましょう。
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