1. 勤務先に「確定拠出年金」があれば迷わず加入を!
個人が資産運用を行う上で最強の方法といえる401k。はじめにお金を積み立てたとき、運用で儲かったとき、受け取るとき、いずれも税金がかからないか優遇されています。22歳から60歳までの38年間、月1万円を積み立てた場合、非課税かそうでないかで約250万円もの差が出るとの試算も!(年利3%での概算)。
401kで投資信託を積み立てる場合、通常の投信積立よりもコスト面でかなり有利です。購入時の手数料がどれを買っても無料な上、運用中にかかる信託報酬も抑えめ。コストが低ければその分、効率的な自分年金づくりができるのです。
勤務先にもよりますが、401kに加入すると、20前後の商品から自分で選んで運用することになります。「え、そんなの無理! 難しそう!」と思うなかれ。3つのポイントを押さえれば、自分にぴったりの運用方法がわかります。
2. 少額からコツコツ「投信積立」でお金を育てる
金融機関によっては月500円、月1000円からなど、無理なく少額から始められる投資信託の積み立て(投信積立)。月1000円なら、ランチを1回我慢すれば十分な金額ですよね。金融機関ごとに商品のラインナップやコストなどは変わってくるので、何社か比較検討するのがおすすめ。
投資信託は国内外の株や債券、不動産など、さまざまな種類のものがあります。国内外の株の投資信託に月3万円×5年間、8%で運用できたとすると、約2800万円までお金を育てることも可能。預貯金だけでは十分な自分年金が作れないかも!?
3. リスクを取りたくないなら「個人年金保険」も候補に
個人年金保険は、貯蓄性の観点からすると決して有利ではありません。中途解約しにくく、必要なときにすぐに換金できないのも事実です。でも、これを逆手に取る考え方も。解約しにくいからこそ取り崩すことなく、着実に自分年金づくりができるはずです。ある程度貯まるとつい使ってしまう人は必見!
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