ストレス? 病気? 妊娠以外で生理が遅れる原因
生理がこないからといって、必ずしも妊娠しているとは限りません。ストレスなどが原因で生理不順になってしまうことも少なくないのです。
月経周期の異常、生理不順をひきおこすストレス。歴史的に見ても、女性の生活環境に高いストレスが加わった時代は、多くの女性の月経サイクルに不調が起こったという記録が残されています。あなたの生活環境は大丈夫ですか?
ストレスや不規則な生活の影響を受けて増えてきている無月経・生理不順。まずは、どういった状態が「異常」なのか、生理不順の診断基準と受診の目安について知っておきましょう。
妊娠しているか、していないか、いつからわかる?
生理が規則正しくあった人が10日ぐらい遅れているようなら、妊娠の可能性があります。妊娠している場合、ほかにもさまざまな兆候が現れてきます。主な妊娠超初期症状をご紹介します。
市販の妊娠検査薬を使うと、手軽に妊娠しているかを調べることができます。現在の検査薬は感度が高いため、妊娠していて、通常の生理の予定より1週間遅れていれば、陽性に出ます。生理の予定日くらいから陽性反応が出ることもあります。
その精度は99%以上といわれ、検査薬で陽性反応があった場合はほとんどが妊娠していると考えられます。ですが、まれに妊娠していなくても陽性反応が出る場合があります。また、妊娠していても結果が陰性という場合もあります。
妊娠の可能性が高い場合は病院へ
妊娠検査薬で陽性が出たら、早めに産婦人科または婦人科、産科などの病院を受診しましょう。初めての妊婦健診の内容の詳しい解説はこちらです。最初の診察は内診台上での検査になるので、スカートで行くとよいでしょう。
避妊失敗の原因は?
避妊法として有名な「オギノ式」は、月経周期から排卵予定日を予測することで、妊娠しやすい日を知る方法。実は、本来は避妊ではなく妊娠しやすい日を知る方法です。妊娠を目指す人の助けにはなっても、避妊のための安全日予測にするのは危険です。基本的な考え方についてご紹介します。
本来避妊法ではないのに、避妊法と勘違いして選択されているものもあります。これらの方法で避妊することはできず、妊娠する可能性は全く否定できません。正しい避妊法・間違った避妊法についての解説はこちらです。
妊娠を望まない場合、避妊失敗後72時間以内ならアフターピルも……
コンドームが外れたり、性犯罪などによりコンドームを使わない無防備な性交渉を行ってしまったときに行う緊急避妊があります。避妊に失敗してから72時間以内に婦人科を受診し、緊急避妊用の薬を服用します。費用、副作用などについてはこちらです。
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