「声は届いています。はるか東の方から、何百万、何千万もの思いが、大きな塊になって聞こえてくるようです。遠かった道のりでした。本当に遠かった道のりでした。日本の、世界の舞台に初めて登場するその相手はアルゼンチン。世界が注目するカードです」
(1998年6月14日、W杯フランス大会1次リーグ第1戦・日本対アルゼンチン)

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試合冒頭の言葉です。日本のW杯での初めての試合は、この言葉とともに記憶されている人も多いのでは?

「東京千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいてきているような気がします」
(1985年10月26日、W杯メキシコ大会アジア東地区最終予選・日本対韓国)

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アナウンサーとしてはじめてのW杯はメキシコ大会でした。その予選、日本はそれまででもっともW杯の出場に近づいていました。この試合での木村和司選手のフリーキックは今でも伝説として語り継がれています。

「マラドーナ…、マラドーナ…、マラドーナ、来たー! マラドーナァッ!」
(1986年6月22日、W杯メキシコ大会準々決勝・アルゼンチン対イングランド)

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まさにマラドーナのための大会だった。“神の手”ゴールと、“5人抜き”のドリブルでのゴールを記録し、決勝でもマラドーナの決勝点で西ドイツを破り、2度目の優勝を遂げました。

「光が差し込んでいます。これまで開いたことのないワールドカップへ通じる道の重い扉から幾筋もの光が差し込んでくるように感じられます。」
(1993年10月28日 W杯アメリカ大会アジア地区最終予選・日本対イラク)

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あのドーハの悲劇が起こった試合の冒頭の言葉です。試合後、日本中がため息に沈みました。

「4年前のあの日が昨日のことのようです。1400日をまたいで、かすかな負い目と、それを上回る自信を私たちは胸に秘めてきました。今ここに再び立ち上がる時がやってきました。……信じています。青いユニフォームを身にまとったあなた方を信じています。サッカーに思いを捧げてきた私たちは、心の中で今、日本代表と一つになっています……」

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日本が2度めの出場となった、W杯日韓大会での言葉です。日本中が大熱狂した、あの記憶がよみがえるようです。

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「声は届いています。はるか東の方から、何百万、何千万もの思いが、大きな塊になって聞こえてくるようです。遠かった道のりでした。本当に遠かった道のりでした。日本の、世界の舞台に初めて登場するその相手はアルゼンチン。世界が注目するカードです」(1998年6月14日、W杯フランス大会1次リーグ第1戦・日本対アルゼンチン)この声の主こそ、山本浩(NHKエクゼクティブアナウンサー・解説主幹)だ。1998年、日本が初めてW杯に出場したフランス大会。その初戦はFWバティストゥータ、MFヴェロンらを擁する南米の強豪アルゼンチン。フランス南部の都市トゥールーズで行われたその記念すべき試合を中継したのはNHKだった。

出典: NHK山本浩アナの名実況を振り返る [ワールドサッカー] All About