誰でも作れる!パッと見のバランス感
スーツの着こなしはまずはサイジングから。中でもジャケットとシャツのバランスは重要。よくジャケットの袖口からどれくらいシャツ袖が見えていれば……という話になるが、1~1.5cm程度覗くくらいで合わせたい。
これまたパッと見のバランスを左右するネクタイ。大剣と小剣の長さはモノによってまちまちだが、ベルトのバックルを目印に合わせたいところ。もし小剣先が長すぎるような場合はシャツに入れてしまってもOKだ。
細かい箇所だがパンツの裾幅でも印象は大きく変わる。近年細身のトレンドが強いが、20cm~22cmあたりがトレンドに左右されない適切な長さ。なお適切なパンツの丈は、靴の甲に触れてセンタークリース(パンツのセンターラインの折り目)が折れるくらい。
覚えておいて損なし! 組み合わせルール
コーディネイトしやすいのは「スーツ無地+シャツ無地+ネクタイ柄物」「スーツ無地+シャツ柄物+ネクタイ無地」「スーツ柄物+シャツ無地+ネクタイ無地」の3パターン。もちろんこれらに限らないが、途端に難度が高くなる。
繰り返しになるが「柄×柄」は避けたいところ。柄を使うのであれば、使いやすいのはストライプ。スーツをストライプにしたら、シャツとネクタイは無地を選ぼう。
イタリアで定番の配色として呪文のように言われる「マローネ・エ・アズーロ」。直訳するとマローネ=栗色、アズーロ=空色。この二色を制すれば、着こなしが一気にこなれた雰囲気に。
スーツ、シャツ、ネクタイがバランス良くても、靴などの小物で崩れる恐れも。ベルトや靴などの革モノはカラーを統一するが基本。色だけでなく素材まで合わせたいところ。
靴下の色は奇を衒わずスーツに合うものを。また、パンツの裾から除くスネ毛はスーツスタイル最大のタブー。長めのもの(ロングホーズ)を選ぼう。
フォーマル?カジュアル?利用シーンを知っておこう
ブルックス・ブラザーズ社によって考案されたボタンダウン。実はカジュアルスタイル用のシャツだということを覚えておこう。日本のビジネスシーンで厳密に気にする必要はないが、海外出張の際は気にしたいところ。ぜひ、頭の片隅に入れておこう。
胸ポケット付きのシャツ。ペンは挿せるし逆にないと不便なくらいだが、「ワイシャツは下着」というヨーロッパの考え方に従えば実は不要。ビジネス上では気にする必要はないが、“ドレス度”という観点からはカジュアル。結婚式の服装では注意したい。
オンオフ問わず使いまわしの利く便利なグレーパンツ。ここで覚えてほしいのはトーンの違い。トーンが薄いほうが、カジュアルな印象を与えると覚えておきましょう。簡単に言えば、チャコールなどのダークグレイは通勤用、ライトグレーは休日用に。使い分けの目安として覚えておきましょう。
知っておきたいボタンとポケットの流儀
2ボタンは上ボタンをひとつ掛け、3ボタンは上中のボタンを2つ掛け。ただし3ボタンタイプの場合は、一番上のボタン部分が折りかえっている「段返り」のパターンあり。この場合は、3つのボタンのうち、真ん中のボタンのみを掛けるが正解。
「シャツ=下着」の考え方からいくと、ジャケットのボタンを外すタイミングは「リラックスしたいとき」に非ず。イスに座ったときや吊革に掴まるときなど、ジャケットの形が崩れるときにボタンを外すとスマートだ。
左右の腰ポケットにモノを入れるとジャケットの形が崩れてしまうことが多いので極力使わないほうがベター。購入時のしつけ糸を外さないという手もある。最近は一般的になってきた、内側のシガーポケットが最も使いやすい。
まだまだあるある
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