まずは、健康診断を受ける前の注意点
当たり前のことかもしれませんが、当日を万全の体調で迎えるために、前日は飲み過ぎたり食べ過ぎたりなどしないようにしましょう。
いよいよ検査開始です
尿に糖が含まれている場合は糖尿病、タンパク質が含まれている場合は腎臓の病気の疑いがあります。また、血液が含まれている場合は腎炎や膀胱炎、最悪の場合は腎臓・泌尿器系の悪性疾患(がん)の恐れもあります。
便中の血液をチェックします。胃炎や胃潰瘍など粘膜の表面に炎症や潰瘍ができた場合に出血しますし、胃がんや大腸がんも同様です。血液中のヘモグロビンをチェックすることで、それが消化管で出血かどうかを判断することもできます。
貧血の有無や肝臓や腎臓の機能が正常かを判断することができます。また、高脂血症、糖尿病などメタボリックシンドロームに関わる項目や、全身の栄養状態を示すタンパク質やアルブミンの値もチェックできます。
MRIは主に脳や神経、骨の検査に使われます。そして脳梗塞(楽な梗塞)や小さな脳動脈瘤、椎間板ヘルニアなどの病気を発見するのに適しています。一方、CTでは呼吸器や消化器、泌尿・生殖器系の臓器の検査に使われ、臓器そのものや腫瘍を見つけることに適しています。
心電図では、心拍のリズムと血液の循環が正常化を見ています。不整脈や狭心症、心筋梗塞の発見につながります。
バリウムの流れにより食道や胃、十二指腸が狭くなっていないかどうかを見ることができます。また、胃の粘膜についても、体を回転させてみることで、胃潰瘍による粘膜のくぼみの有無や、胃炎の有無なども見ることができます。
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