Atsuko Tanaka

Soul・R&B・HIP-HOP ガイド Atsuko Tanaka

あつこ たなか

"世界が尊敬する日本人100"に選ばれたフォトグラファー

レオナルド・ディカプリオ、ビヨンセ、オノ・ヨーコといった著名人のポートレートを撮影し、2006年Newsweek日本版“世界が尊敬する日本人100”に選出されたフォトグラファー。

ガイドからの挨拶

初めまして、フォトグラファーのAtsuko Tanakaです。

日本で高校を卒業後、91年に渡米し、2011年に帰国するまで人生の約半分の20年間をアメリカで過ごしてきました。アメリカ生活はフロリダから始まり、カリフォルニアに移り、そこで写真と出会いました。そして95年に大学卒業後、ニューヨークへと移ったのですが、その移住の目的は「大好きなヒップホップのアーティスト達を撮りたい!!」でした。自分でブックを持って雑誌社などを回り、少しずつでしたが、幸運にも彼らの撮影をするたくさんの機会に恵まれました。今でも一つ、一つの作品が私の宝物です。

日本にいるとヒップホップという言葉は聞いたことはあっても、好きでない限りあまり目にも耳にも入ってこないことが多いかと思います。イメージもどちらかというと、ワルいイメージが持たれていることが多いかと。ですが、音楽で言えば、80年代や90年代の曲は特に、昔のジャズやファンクの名曲などをサンプリングして作っている曲が多く、本当に音楽を愛している人達がプロデュースしていることが伝わってくると思います。

ヒップホップ独自のファッションやカルチャー、アティチュードなども、表現方法が違うだけであって、根底にあるものは「自分を表現したい!」というスピリットで他のものと共通していると思います。皆、何か自分の表現方法を探し続けている、そんなことを頭の片隅に置いて、ヒップホップやブラックの文化に触れてみたら、今までと違う見え方がするかもしれません。

20年間アメリカで経験してきたことを活かしながら、私なりの考えや想いを分かりやすい記事としてご提供し、微力ではありますが、私なりに大好きなヒップホップ文化に少しでも貢献出来ればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

経歴・バックグラウンド

東京都出身。91年に渡米し、カリフォルニアの大学で写真を学ぶ。95年に卒業後、ニューヨークに渡り、ヒップホップアーティスト達の写真を撮り始める。日本やアメリカの雑誌を主に広告、アルバムカバーなども手がけ、2006年のニューズウィーク日本版では「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれた。2007年にはティンバーランドの“The Boroughs Project”で”ニューヨークのクイーンズ在住アーティストの代表として、クイーンズモデルのブーツをデザインする。2011年秋に拠点を東京に移し、アメリカで培った感性を活かしながら、フォトグラファーとしての活動を続けている。

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趣味・特技

映画、アート鑑賞やライブに行くのが好きです。趣味はジムで体を動かすこと。

好きなことば・座右の銘

Just do it.