久永 佳子

お茶・中国茶 ガイド 久永 佳子

ひさなが けいこ

北京で出逢った中国茶の種類の多さと美味しさに感銘を受け、中国茶道を学ぶ。帰国後はその感動を多くの人へ伝えるべく、健康茶を含む中国茶の商品企画、OEM商品企画、販促業務などに携わる。

ガイドからの挨拶

はじめまして。
中国茶ガイドの久永佳子です。

私の中国茶との初めての出逢いは北京留学時で、一生かけても飲みきれないほど多くの種類のお茶を目にしたときの感動は、今も色あせることなく、胸に深く刻み込まれています。

北方地域で最大の茶取引市場といわれる「北京馬連道茶城」に偶然足を踏み入れたのがきっかけ。敷地内には1200店以上もの店舗が軒を連ね、鉄観音専門店、武夷岩茶専門店、茶壷専門店など、毎日通っても何か月もかけないとまわりきれないほど。

専門店といっても、敷居が高く入りづらい雰囲気は全くなく、まるで自分の部屋でくつろいでいるかのようにお茶を飲みながら談話している光景が多く見られます。当時、まだたどたどしい北京語しか話せなかった留学生の私にも、気さくに「このお茶飲んだことあるか? おいしいから飲んでごらん!」と声をかけてくださり、身振り手振りを加えてお茶のことを教えてくださったお店の方々のおかげで今があります。

それ以来、現地で中国茶道を習い、帰国後は中国茶の鑑定(評茶)や美味しい淹れ方(茶芸)の技術を学びました。

美味しいお茶とは、人それぞれです。高価なものが必ずしも美味しいと思えるわけではありません。せっかく高いお茶を買っても好きな味ではなかったというガッカリ感を味合わなくてすむように、また、これから中国茶に出逢う人にきっかけと感動をおすそわけできるように、分かりやすく親しみやすい中国茶をご紹介していきたいと思っています。

好きなことはたくさんあった方が、日常生活に彩りを添えてくれます。
皆様の彩りのひとつに、いつの間にか中国茶が含まれていますように。

経歴・バックグラウンド

中国系出版社で編集業務に関わる中で、中国の文化にもっと触れてみたいという思いから中国北京へ留学。現地で出逢った中国茶の種類の多さと美味しさに感銘を受け、中国茶道を学び、帰国後はその感動を多くの人へ伝えるべく、健康茶を含む中国茶の商品企画、OEM商品企画、販促業務などに携わる。

近隣に中国茶を扱うお店がない方にも知っていただく方法のひとつとして、WEB上での商品紹介、茶文化の紹介、日常に取り入れやすい方法などの情報発信を始める。

より良いお茶を提供していけるよう、中国茶の鑑定方法を学び、中国政府認定国家資格中国高級評茶員の資格を取得。その後、中国茶道家の岩咲ナオコ氏に師事し、お茶のランクに関わらず理想の香味を引き出すための淹れ方、中国茶芸を学ぶ。

現在は、中国茶に関する幅広い知識と技術を活かし、中国茶アドバイザーとしてフリーランスで活躍中。

資格

中国政府認定国家資格 中国評茶師
中国茶文化協会認定 中国茶アドバイザー
日本茶インストラクター
茶育指導士

経営・所属している企業・団体・協会