ウイスキー&バー
この店の、この一杯 (6ページ目)
名バーテンダーのサービスする酒は格別だ。至福の時間を過ごしたい人におすすめしたいバーを紹介。
All About注目リンク
記事一覧
-
この店の、この一杯 第12回 小粋で、ちょっと楽しいバー。
店外の扉の横には正方形の小窓があり、そこには洒落たグラスに美しいカクテルが満たされ飾ってある。小粋な店に感じられて、入ってみたくなる。『サムサラ』の扉を開けると目の前にポンと深紅のカウンターが現れる。こういう本格派バーのメインカウンターが深紅というのはとても珍しい。カウンターの主は横山和久氏。...続きを読む
-
この店の、この一杯 第11回 ウイスキーの流氷ロックは格別。
網走のバー『ジアス』にはカウンターがふたつある。メインは12席の直線カウンター。その手前、フロアの中央に勾玉(まがたま)が向き合ったような、数字の69が上下に少しずれた状態の6席の変形カウンターが設けられている。6と9の数字内の円の部分といえる2カ所に飾り棚としてデザインされた円柱のタワーがあ...続きを読む
-
この店のこの一杯 第5回 ウイスキー樽熟成のラム
ラムベースのカクテルはよく飲むのだが、ダークラムをストレートやロックで飲むことはあまりない。理由は単純明快だ。ウイスキー党なんだからしょうがない。でも長期熟成のブランデーのような香味のラムに出会ったりすると、ちょっと唸ってしまうこともあり、人にすすめたりもする。これがウイスキー好きのいいところ...続きを読む
-
この店のこの一杯 第4回 新しい年を寿ぐ、モルトと祝米
カクテル名は『麦秋』。潮の香の独特のスモーキーフレーバーに、ハーブ系の甘くまろやかな香味を併せ持つアイラモルトのボウモア、そして日本酒とのステアというレシピだ。麦秋英勲 純米大吟醸 45mlボウモア12年 15ml上記材料をステアしてグラスに注ぐ。京都のBAR K6のオーナーバーテンダー...続きを読む
-
この店のこの一杯 第3回 『グレーンファークラス1980』
銀座一丁目の人気店『オーパ!』にこの年末に行くのなら、是非とも『グレンファークラス1980』を飲んでみて欲しい。クリスマスシーズンにふさわしいモルトウイスキーだ。1980年12月24日蒸溜という、まさにクリスマスボトル。21年熟成もののカスクストレングス(樽出し原酒)だけあって、限定627本の...続きを読む
-
この店のこの一杯 第2回 『アンティクァリー12年』
1963年創業。東京・新橋で40年もつづくバーがある。『SCOTCH CLUB ICHIYO(一葉)』。スコッチウイスキーとカクテルをこよなく愛する人たちが集まる店だ。ある夜、オーナーバーテンダー、柳倉武氏が1本のボトルを手に取り「ブレンデッドなら、いまこれをすすめるよ」と言った。そのボトルは...続きを読む
-
この店のこの一杯 第1回 聖夜に味わいたいエッグノッグ
クリスマス・ドリンクに『エッグノッグ』がある。ホットコールドを問わない。酒、牛乳、卵、砂糖が基本レシピだ。かつてはアメリカ南部のクリスマス・ドリンクだったようだが、いまでは世界的に知られ、欧米の子供のいる家庭ではノン・アルコールで聖夜を祝う。アルコールが入る場合、ブランデーとダークラムを使うの...続きを読む
-
ソーダ割が旨い、トリスのスクエア。 この店のこの一杯 第6回
アンクルトリスが帰ってきた。私より年齢の方々には懐かしいCMの復活だ。高度成長期の企業戦士たちはトリスやレッドを飲みながら、給料がアップしたらホワイト、課長になったら角、部長になったらオールドを飲んでやるぜ、と頑張った。現在の酒税法となる、はるか昔のことで、ウイスキーの格付けが明確な時代だった...続きを読む
-
ブルー・ブレイザーの炎に酔う。 この店のこの一杯 第7回
岡山県倉敷市にあるBAR TAKEMOTOのオーナーバーテンダー、竹本明生氏は膨大な数のボトルに囲まれて仕事をしている。ボトル棚だけでは収納できず、カウンターにも置かなければならないほどだ。おそらく竹本氏自身もすべての数を把握していないだろう。スコッチだけで300本以上、他にジャパニーズ、アイ...続きを読む