相場の体験と練習に「くりっく365」

東京金融先物取引所(金融取)の取引所為替証拠金取引「くりっく365」はライフプランを踏まえた本格的な資産運用手段と言うことはできませんが、価格の上下の値幅取り、すなわち投機としての相場を体験するには便利な意味があります。どのような考えで売買益を得るのかという戦略や、具体的な仕掛け方としての戦略を知り、手軽に実体験してみることが可能だからです。相場で重要な建玉管理と資金管理を身に付けることも可能です。

外国為替証拠金取引は証拠金を担保としてその20倍程度の売買ができる仕組みで、買値と売値の差額を清算する差金決済しかできない取引となります。あくまで外貨資産を保有するのとは意味が異なります。投機として相場に取り組むのだという心構えが必要です。

儲けの出し方は売買差益を狙うこと

くりっく365はスタート時4外国通貨対円の4種類、取引単位は各1万外国通貨、取引値は1銭刻みですが、一番なじみのある通貨すなわち米国ドルをお勧めします。米国ドル/円の証拠金は1枚(1取引単位を「枚」といいます)あたり55,000円です。ということは55,000円を担保にUS$10,000-(約110万円)の玉(「ギョク」と読んでください)を建てることができますので、レバレッジ20倍となります。



相場で儲けるためには、「安く買って→高く売る」または「高く売って→安く買い戻す」のいずれかによって売買差益を得ることが必要ですね。買いから入ることも売りから入ることも可能です。注意すべきは相場が自分の建玉と逆行する場合、早めの損切りラインを設定しておくことです。

儲けの出し方は金利差益を得る方法もある

外国為替証拠金取引では実はもう一つ金利差益で儲けるという方法があります。スワップポイントを受け取るということです。どういうことかというと、1万US$を買い建玉した場合、1US$=110円と仮定すれば、この取引は110万円の借金をして1万US$を購入し、その1万US$を貸し金としたことになるのです。



従って、110万円の借入金の利息を支払うと同時に、1万US$の貸付金の利息を受け取ることになり、両者を差し引きして日米の金利差部分(これをスワップポイントといいます)のみを精算することになります。現時点では日本より米国の方が金利が高いですから、スワップポイントは米国ドルの売り方が支払い、買い方が受け取ることになります。なお、スワップポイントは毎日計算され、反対売買の際に売買差益とともに精算されます。

以上が儲けるための戦略の概要です。儲けるための戦術は次ページで。