ペット保険を取り扱っているのはどんな会社?

ペット保険の取扱いはどこがしてる?

ペット保険の取扱いはどこがしてる?

保険業法の改正により少額短期保険が営業を開始、ペット保険の取扱いも少額短期保険業者と損害保険会社になり商品も大きく変わってきています。

2018年6月1日現在、主なペット保険を取り扱う保険会社(損害保険会社、少額短期保険業者)は以下のとおりです(順不同)。

■損害保険会社3社
アイペット損害保険株式会社
アクサ損害保険株式会社
アニコム損害保険株式会社

■少額短期保険業者9社
イーペット少額短期保険株式会社
株式会社FPC
日本アニマル倶楽部株式会社
日本ペットプラス少額短期保険株式会社
ペット&ファミリー少額短期保険株式会社
ペッツファースト少額短期保険株式会社
ペッツベスト少額短期保険株式会社
ペットメディカルサポート株式会社
楽天少額短期保険株式会社

損害保険会社3社、少額短期保険9社の計12社となっています。この数年でペット保険に新規参入あるいは買収など、ペット保険業界も変わってきています。ペット保険の比較の仕方や選び方について解説します。

ペット保険を加入先で選び、比較する

ペット保険を取り扱っているのは損害保険会社だけではありません。ペット保険の取り扱いは少額短期保険業者のほうが数は多いので、損害保険会社との違いは認識しておいてください。

どちらが良い悪いではありませんが、両社がどのように違うものなのかは知っておく必要があります(参考:ガイド記事「少額短期保険と保険は何が違うの?」)。

ペットも人間と同じように、老齢になってくると加入に制限が出てきます。継続契約だからこそ契約を更新できるというようなこともありますので、最初にどこで加入するかは意外と大事なポイントです。

ペット保険を飼っているペットから考える

ペット保険を選ぶということをテーマにしていますが、実は意外と選択肢が狭くなってしまう人がいます。具体的には犬や猫以外のペットを飼っているケースです。

ペット保険を取り扱っているところの対象動物はたいてい犬や猫です。それ以外の小動物や鳥類などになると取り扱いがかなり限定されます。
  • アニコム損保    犬、猫、鳥、うさぎ、フェレット
  • 日本アニマル倶楽部 犬、猫、うさぎ、フェレット、チンチラ、ハリネズミ、リス、モモンガ、モルモット、ハムスター
小動物等を取り扱っているこれらの会社も動物によって契約を引き受ける年齢が違います。犬や猫以外の動物の場合には注意してください。

こうした場合はどこでペット保険の加入をするかではなく、ペット保険に加入するかどうかが選択肢になります。犬や猫以外は飼うペットによって選択肢は意外と狭いのです。

ペット保険商品を比較する

ペット保険の商品内容

ペット保険の商品内容

具体的に、ペット保険を比較検討するときにどのようなポイントをみて選んでいけばいいのでしょうか。いくつか要点を絞って考えてみましょう。

前提として人の医療費と異なり、健康保険がないためペットの医療費は全額自費であることを理解してください。

■商品内容・保険金額
ペット保険の多くは、医療費の所定の割合を負担するものがほとんどです。たいてい50%もしくは70%程度を補償する(金額や回数に所定の上限額がある)ケースが多く、なかには100%補償されるものもあります(自己負担が少ない分保険料負担は大きい)。

仮に70%のものであれば自己負担は30%で、私たちの健康保険の3割負担と同じ感覚です。あとは支払う保険料とのバランスがどのプランならとれるかというとことで判断してください。

また、ペット保険のすべてがこのような健康保険をイメージするタイプではありません。一部ではありますが人の民間医療保険などのように1日あたり入院いくらというような商品もあります。自分にとって分かりやすい、使いやすい保険を選ぶといいでしょう。

■割引制度
この「割引制度」も各社導入状況が異なります。主なものはマイクロチップ割引、多頭割引などです。他には継続割引や無事故割引などを適用しているところもあります。該当するものが多いなら、検討する余地も増えてきます。

■加入年齢
この「加入年齢」はペット保険加入の際にかなり重要です。人間と同じように、ペットも高齢化や医療技術の進歩などで医療費が高額化している傾向にあります。

加入に制限があるのは、生後の一定期間及び高齢になってきたときです。高齢になると保険に加入しづらくなるのは、人間と同じです。継続契約と新規契約で違いますが、何歳まで新規で加入できるのかは大きなポイントです。

各社色々と違いがありますが、10歳前後(プラスマイナス数年)の年齢が一つのポイントです。継続契約の場合には、高齢でも継続することができるようになっています。目先の保険料だけでなく、ペットが高齢になったときのことも含めた長期的な視点での比較が大切です。

生後間もない(生後○日)場合も加入制限があります。この場合も保険会社によって一律ではありません。ペットの年齢についてはこの2点を覚えておきましょう。

■ペット保険の請求方法
ペット保険を選ぶ際、見落とされがちなのが保険金の請求方法です。一般的には動物病院で医療費を支払い、後から保険金の請求をして後日受け取るかたちになります。

これが提携病院の場合、窓口で保険証を提示すればその場で自己負担分のみ支払をして終了、あとから保険金の請求をしないでいいようなケースがあります(窓口精算)。

窓口精算があり提携病院が近くにあるというのが前提になりますが、面倒な手続きを省略できるのがメリットです。すべての保険会社が対応していませんが一考の余地はあります。

かかりつけの獣医師を基準にペット保険を選ぶ

今度は少し違った視点から考えてみましょう。もしものときのかかりつけの獣医師がいるのであれば、それを基準にする選択もありです。

良い先生がいればお願いしたいのは誰でも一緒です。こういう先生のいる動物病院が、先ほどの保険会社提携病院などで窓口精算が可能であれば、使い勝手はかなりよくなります(商品内容や保険料の考慮ももちろん必要)。

考え方の一つとしてこのような選び方もありでしょう。保険は医療費の経済的な備えですが、まずは治療が重要です。

ペット保険と医療費負担

ペット保険の比較と選び方の前に重要なことをいま一つ確認しておいてください。保険の加入というのは2番目、3番目です。気をつけなければならないのは日頃の「予防」です。

これは人間も同じですが、ケガは仕方ないにしても、病気には、ならないにこしたことはありません。生活習慣が将来の健康に関わってくるのは人もペットも同じです。

また、ペット保険で必ずしも医療費すべてが賄えるわけではありません。ペット関連費用としての貯蓄も必要なことを忘れないでください。

ペット(家族)が増えれば、家計の負担も増えてきます。ペットを飼うことで得られるものは多いと思いますが、ライフプラン、マネープランはしっかり作っておきましょう。

ペット保険の比較とおすすめの選び方

ペット保険選びに必要ないくつのかの要素を挙げましたが、自分のペットが該当するものをチェックしてペット保険の加入先を絞り込んでいってください。

手順としてペットの種類や数、年齢からみてください。場合によってはこれで結構絞り込みができます。使い勝手を優先するなら獣医や窓口精算、予算優先なら保険料を基準に条件を足していきましょう。

商品性や補償範囲を見て、最後は予算が落としどころになります。数が増えてきたペット保険もこのように該当する条件から絞り込んでいくと方向性が見えてくるのでおすすめです。

※ペット保険の商品・保険会社ごとに違いがある点についてご留意ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。