成功者の資質の一つは「素直さ」

謙虚に教えを請い、素直に実践する人が成功を呼び寄せる
これだけ多くの成功ノウハウが世の中にあふれていながら、なぜこうも後を続いて成功する人が少ないのでしょうか。

成功する人の共通点の一つに、「素直さ」があります。なぜ素直さが有効かというと、素直な人は、他人の話を謙虚に聞くことができ、成功者の助言を疑ったり迷ったりすることなく、愚直に実行できるからです。人はややもすると(特に年齢を重ねるごとに)、プライドが邪魔して年下の人間に教えを請うことを避ける傾向があります。

また、「そんなことは知っている」「それは自分には当てはまらない」「そんなノウハウはあまり意味がない」などと勝手に判断してしまいがちです。これではせっかくの先人の教えを台無しにしてしまい、むしろ成功から遠ざかってしまいます。例えば、

株で「下がったときに買え」
不動産で「利回りよりもトータルキャッシュフローを重視せよ」
起業で「キャッシュポイントを複数持て」

と言われたときに、多くの人の反応は「そんなのわかってるよ」というものです。しかし実際に彼らがその通り行動することはほとんどありません。

もちろん、何も考えず無批判に受け入れろという意味ではありません。しかし、先人たちが膨大な時間と労力と資金をつぎ込み、繰り返してきた成功と失敗のノウハウが、本やセミナーなどで惜しげもなく紹介されているというのに、彼らの教えを自分の血肉にできないのは、もったいない話です。

もちろん中には独特の野生のカンを働かせ、自分の考えを貫いて成功している人もいますが、彼らは修羅場を何度も乗り越えてきたからこそ可能なのであり、私たち一般人がなかなか真似できるものではありません。しかし、そんなずば抜けた能力がなくても、「素直さ」があれば、投資でも起業でも、より成功に近づくことが可能です。

成功者の言う通りに行動して年収4,000万円!?

先日、私の知人の現役サラリーマン(40歳)の人から連絡が来て、なんとたった1年で5億円(3棟)の収益不動産を取得し、家賃収入は年間4,000万円に達したそうです。ローンの金利も平均1%台であり、全ての物件がフルローンもしくはオーバーローンで自己資金はほとんど使っていません。自分の資産管理会社も作り、もはや私を超えて独自の不動産投資ビジネスに邁進されています。

彼がここまで資産規模を拡大できたのは、「素直」であるというところが非常に大きいと思います。彼は他人の話を批判・評論するのではなく、素直に受け入れてまず実行してみる、という人なのです。私がセミナーの中で紹介した手法を試したら、本当にうまくいったそうですし、他の不動産アドバイザーの意見もすぐに実行に移しているそうです。

メンターへの誤解

また、多くの成功本やセミナーでは、「メンター(師匠)を見つけよ」と言われていますが、誰か成功者を見つけて「メンターになってください」とお願いしても、彼らも忙しい身なので、なかなかうまくいくものではありません。

メンターを見つけるとは、尊敬できる人を見つけ、その人の思考と行動をまねて一生懸命がんばるということです。そういう一生懸命さが、師匠の心を動かし、「この人物なら何かやってくれるかもしれない」という期待感を持たせます。そうした期待感が、あなたに対し無償の支援の手をさしのべたいと思わせるのです。

あなたがお勤めの会社にも、部下や後輩がいると思います。あなたがかわいがっている、あるいは面倒を見てあげたいと思うのはどんな人でしょうか。あれこれ言い訳をしたり、すぐに反抗したりする後輩に、あなたが培ってきたノウハウを伝授したいと思うでしょうか。

素直さというのはコミュニケーションの基本ですし、成功者の教えを学ぶための基本でもあるのです。ですから、自分が未熟なうちは、とにかく成功者の助言を素直に受け入れて、可能な限りそのまま実践してみるということをお勧めします。

そして、成功の型を身に付けるには?→次ページへ