ソニーから、VAIO type U の新型「UX50」が発表されました。ハードウェアやOSまど、仕様が異なる両機ですが、数回に渡りモバイル端末としての面から比較をしながら見てみたいと思います。
3回目の今回は、VAIO type U とW-ZERO3のキーボードなどの違いを比較してみます。

W-ZERO3とVAIO type Uのキーボード比較

VAIO type UtとW-ZERO3は、スライドキーボードという点では似ていますが、キーボードの特徴はかなり異なります。W-ZERO3では液晶部とキーボード部は、表裏2枚という関係で、液晶部に操作ボタンなども搭載されています。type Uでは、操作部はキーボード部両端にあり、キーボードを含む本体は、液晶部よりも大型な本体に納められています。

W-ZERO3 VAIO type U


キー配列とキータッチ

通常、キーボードは、列ごと半キーずれて配列されていますが、VAIO type Uのキーは、格子状に配列されています。W-ZERO3のキーも格子状ですがキーの位置は把握しやすいように扇状に配列されています。両機とも、基本は親指打ちとなりますので、W-ZERO3の方がやや工夫されていると言えます。
キートップは、VAIO type Uがフラットなのに対し、W-ZERO3では、ふくらみのあるキートップになっています。指で操作する際のキー位置の認識は、個人差もあるでしょうが、W-ZERO3の方が確認しやすいように感じます。

W-ZERO3 AIO type U


差はハッキリでるカメラ

内蔵カメラは、W-ZERO3が背面に1基。VAIO type Uが、背面と前面の各1基となっています。VAIO type Uは、前面のカメラでスカイプなどでテレビ電話の利用が可能です。W-ZERO3では、Windows Mobile版スカイプがビデオ機能をサポートしてませんので、前面にカメラがなくても困ることはありません。ただ、カメラ本来の機能としては、W-ZERO3のカメラはVAIO tyoe Uには残念ながら及びません。
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W-ZERO3 カメラ


type U 前面カメラ type U 背面カメラ


手軽なモバイル端末としてはW-ZERO3の方が適していますが、VAIO type Uの機能充実度は非常に魅力があります。モバイル端末として、十分に欲しい機能が実現されているといってもよいでしょう。ただ、HDD内蔵型の「UX50」は、まだパソコンとしての敷居の高さや取り扱いに気を配る必要がり、不自由さも残っています。W-ZERO3ユーザーとしてしては、6月に発表予定の16GBのメモリストレージ内蔵のHDDレスモデルが気になるのかもしれません。
ともあれ、オリガミといい、今回のVAIO type Uといい、ノートPCの枠から抜けだしつつあるWindows製品の登場は、いままでのPDAのモバイルから、新しいモバイル時代の到来を予感させるに十分かもしれません。