ソニーから、VAIO type U の新型「UX50」が発表されました。ハードウェアやOSなど、仕様が異なる両機ですが、数回に渡りモバイル端末としての面から比較をしながら見てみたいと思います。

VAIO type U 「UX50」ってどんな端末?

VAIO type Uは、ソニーが「両手で持ったままの操作性(モバイルグリップ・スタイル)」をうたってリリースしたのが始まりのも小型モバイルPCです。当初は、小型のノートパソコンスタイルでしたが、前機種でキーボードを廃した(折りたたみUSBキーボードを用意)タッチパネル型端末化して発売されました。その前機種から2年の時を経て、登場したのがVAIO type U 「UX50」です。

VAIO type U 「UX50」


前機種と比べ、大きさは一回りほど小さく、前面と背面にはカメラを搭載し、液晶スライド式で本体にキーボードを内蔵しています。通信機能は、Bluetooth、無線LAN a/b/gを搭載、セキュリティは、指紋認証、FeliCa(ポートリプリケーター)を搭載、メモリスロットはCFとMSデュオを装備しています。モバイルとして必要と思われる機能を文庫サイズの筐体に凝縮して搭載しています。
OSは、Windows XPで、HDDを搭載しているパソコンではありますが、長年クリエを提供してきたソニーのモバイルへのこだわりを詰め込んだ贅沢な端末と言えます。

VAIO type U とW-ZERO3


VAIO U は、W-ZERO3と同様にスライド式のキーボードを本体に内蔵しています。大きさや重さ、OSの違いなど、仕様こそ異なりますが、モバイル端末としてタッチパネルによる操作と内蔵キーボードによる入力機能、デジタルカメラ搭載、無線LAN機能、など、両機はインターフェイス的にはよく似た構造をもっています。

VAIO type U 「UX50」 キーボード オープン


異なる機能面としては、前面にもあるカメラ、Bluetooth、指紋認証といったところです。
前面カメラは。プリインストールされているSkypeを利用したビデオ通話に利用できます。W-ZERO3のWindows Mobile版のSkypeはビデオ機能がサポートされていないこともあり、前面カメラが必要とはならないので、問題はないでしょう。ただ、Bluetooth機能は、外部キーボードやモデム、GPSユニットなどの利用ができるだけに、VAIO type U の大きな利点です。Bluetooth機能は、W-ZERO3にも搭載し欲しい機能です。また、個人情報が保存されているモバイル端末は、紛失時には情報流出の可能性が発生します。そうした意味でも指紋認証などのセキュリティは、W-ZERO3にも搭載して欲しい機能と言えます。