1美良布温泉  ピースフルセレネ 
循環   

高知空港から既湯の竜河温泉、夢野温泉を過ぎ香北町の美良布温泉に行った。ビラフ温泉と読む。

アンパンマンの作者の故郷でそのミュージーアムの隣にある石造り風の外壁のホテルに湧出した温泉である。

17度の単純硫黄泉でHS1.58による規定である。その他の成分は少ない。透明、無味、無臭の循環で弱いすべすべ感があるのみ。カルキ臭がない分良いといったところか

2別府峡温泉 
 つるつるCO3 81mg    

香北町の猪野沢温泉は休業していた。茅葺きの渓鬼荘は健在だが、隣の母屋は火事で焼失した後に新築になっているが、それから営業を止めたのであろう無人であった。以前電話で確認した時には再開すると言っていたのに残念である。

隣の物部村は山奥である。延々と渓谷を遡ったところに別府峡温泉がある。奥深いが国道が改修されており四国ではほかの山奥の温泉よりアプローチは良くなっている。

20.9度の単純硫黄泉でHS1.1mgによる規定と思われるがその他の成分もありNa166 Cl 42 HCO3 177である。特記するべき含有物はCO3の81mgで、そのため薄白濁(透明度1m)している。

つるつるがあり良い感触である。峡谷に面した風呂で窓から流れが見えて美しい。少苦味、無臭と記録した。循環が残念であるがつるつると薄白濁で温泉の感じは良く出ている。家族風呂もありこちらは入っただけ溢れるものであった。

3  某温泉  
四国新聞社の本に載ってしまった。湯気が硫黄臭 

国道195号線は四国の山深い地を延々と走り、高知から徳島まで貫いているがかなり改修され良い道となっている。しかし木頭村や上那賀町はさすがに奥地で、はるばる来たという感じを充分に持っている。

この某温泉は、上那賀町の役場近いが、国道を外れ細い道を行く秘湯で個人専用の温泉である。那賀川はこの地域では屈曲しており、その渓谷に沿って転落しそうなほど細い道が続いている。景観のよい小滝の横に源泉があり白い湯の華が舞う源泉槽になっている。

20年前に町が掘削したもので放置されていたのを近くの京谷さんが自分用に休憩室や浴室を作ったものである。冷泉であるがはっきりした硫黄のたまご味がある。冷たい時は硫黄臭はほとんど感じないが沸かすと湯気が本格的硫黄臭になる。

桧の一人用の浴槽に入浴するたびにポンプで源泉を入れ、ボイラー併設の薪で沸かすというものである。レトロな木枠のガラス窓と半割の竹の壁が瀟洒で風情のある良い物だ。小滝のある渓流を眺めて入浴できる。HS型であると推測するが3から5mgはあると思われる。透明、たまご味、少硫黄臭と記録した。秘湯の雰囲気と硫黄臭のある源泉で山奥ながら満足した。

四国新聞社の「のぼせ本」という少冊子に掲載されていた。また地元テレビで2回ほど取材されたと言っていたので徳島では知っている人が多いと思われる。