NYで活躍中の日本人コメディアン~前編に続き、日本人でありながら、ネイティブスピーカーばかりが英語で喋りまくるスタンドアップコメディーの世界で活躍するコメディアン小池良介さんにインタビュー。今回は、日米のお笑いの業界について。実際ステージに立つ直前の小池さんに、答えていただいた。

アメリカのコメディアンは一人ぼっち

RIO
オーバーなアクションが少ない日本人の特徴を生かして、わざと動きを少なくして笑いをとっているんじゃないか?とも思える小池さん。
ガイド:
ステージの前は、やはり緊張しますか?

小池さん:
特別変わったことではありません。自分自身で常日頃から心拍数をあげ、緊張状態で生活しているものですから(ご自身で緊張状態をつくっているらしい)。ただし、前に言ったように乱闘騒ぎになるかもしれないような場所ですし、客からどんな反応がくるかわからないから、オドオドと萎縮はします。

ガイド:
アメリカではコメディアンの師弟関係とかはあるのですか?

小池さん:
無いですね。そのうち僕が創めてもいいですけど(笑)。僕も独学でやってきましたし。誰かから学ぶということはありません。あと、日本の漫才のように、最初から二人でやるってコメディーもありません。一人でできるものをなぜ二人でやるの? ギャラも半分になるわけだしっていうのがこちらの人たちの考え方なのかもしれません。僕は社交ダンスをプロでやってきて、パートナーシップに苦労しました。これからは一人でやっていこうって思っていたところに、コメディアンというのは最適だったのです。

本当にコメディーはいいですよ。ウケたからって誰かと喜びを分かち合う必要はないし、しくじったからって誰かと反省しなくていいし。給料も自分だけのものだし。

ガイド:
独身だそうですが、休みの日は何をしていらっしゃるのですか?

小池さん:
休みはありません。NYのパフォーマーたるもの毎日お給料をもらって生活しているわけで、一日でもお給料をもらえない日をつくってはいけないと思って、休みをつくってません。さすがにLAとかに公演に行くときには移動などもありますが。その移動も含めてお給料として支払われるわけで、つまり移動中も働いてないわけではないです。

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