男の料理/イタリアン・洋食レシピ

「フランスのおでん」!? あったかポトフレシピ

今回は、あったかポトフレシピをご紹介いたします。肉と野菜を一つの鍋で煮込んだ、フランスのおでんともいうべきポトフ(Pot au Fou)は、意外と簡単に作ることができます。ポイントさえ押さえれば、透明で滋味溢れる、複雑な味わいの美味なるスープが完成しますよ。

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

「フランスのおでん」!? あったかポトフレシピ

カテゴリー:汁物・スープ・鍋ポトフ

フランスのおでん あったかポトフレシピ

今回は「フランスのおでん」ともいうべきポトフをご紹介。

ポ・ト・フー(Pot au Feu)とは「火にかかった鍋」という意味で、肉と野菜を一つの鍋で煮込んだ、とてもシンプルな料理です。 具材を塊のまま煮込むだけなので作るのは簡単、後述するポイントさえ押さえれば、透明で滋味溢れる、複雑な味わいの美味なるスープを作ることができます。 また、体がぽかぽかと温まり、肉の脂や野菜のアクは取り除かれますので体に優しい料理です。

ポトフは普通、煮汁をスープとして、煮込んだ肉と野菜はマスタードなどを添えてメイン料理として出します。つまり、一度に2品できてしまうお得な料理でもあるのです。
 

あったかポトフのレシピの材料(4人分)

ポトフの材料
牛すね肉300g (ブロック)
豚もも肉300g (ブロック)
鶏もも肉1本 (骨付き)
豚バラ肉200g ※塩をしたブロック肉を一晩置き使用
たまねぎ3個
にんじん3本
ねぎ3本
キャベツ1/4個
かぶ4個
セロリ1本
大さじ1
2.5L程度
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ブラックペッパー8~10粒 (粒)
ニンニク1片
パセリ(長さ5cm程度の軸) 6~8本
タイム1枝
セロリ(細い部分を長さ5cm程度) 1枝

あったかポトフのレシピの作り方・手順

あったかポトフの作り方

1弱火にかける。

鍋に肉類と水、Aのハーブ類を入れ、弱火にかけます。
鍋に肉類と水、Aのハーブ類を入れ、弱火にかけます。

240分ほど煮込む。

沸騰したら、煮汁の濁りがなくなって透明になるまで、丁寧にしっかりアクを取ります。 塩を加えてごく弱火にし、煮汁から細かい泡が出てくる程度のごく弱い火加減を保ちながら、40分ほど煮込みます。泡がぼこぼこと立つ状態にしてはいけません。
沸騰したら、煮汁の濁りがなくなって透明になるまで、丁寧にしっかりアクを取ります。 塩を加えてごく弱火にし、煮汁から細かい泡が出てくる程度のごく弱い火加減を保ちながら、40分ほど煮込みます。泡がぼこぼこと立つ状態にしてはいけません。

3野菜を鍋に入れ、ごく弱火のままさらに40分ほど煮込む。

ニンジンは3cm幅程度の輪切り、長ネギは8cm程度の長さに切ります。タマネギとカブは皮をむき、まるごと使います。 これらの野菜を鍋に入れ、ごく弱火のままさらに40分ほど煮込みます。ここでも決して沸騰させてはいけません。
ニンジンは3cm幅程度の輪切り、長ネギは8cm程度の長さに切ります。タマネギとカブは皮をむき、まるごと使います。 これらの野菜を鍋に入れ、ごく弱火のままさらに40分ほど煮込みます。ここでも決して沸騰させてはいけません。

4キャベツを加える。

味を見て薄いようなら塩コショウで調味します。適当にぶつ切りにしたキャベツを加え、柔らかくなるまで20分ほど煮込みます。 煮汁はスープとして供し、肉と野菜は食べやすい大きさに切り分けてマスタードなどを添えます。
味を見て薄いようなら塩コショウで調味します。適当にぶつ切りにしたキャベツを加え、柔らかくなるまで20分ほど煮込みます。 煮汁はスープとして供し、肉と野菜は食べやすい大きさに切り分けてマスタードなどを添えます。

ガイドのワンポイントアドバイス

具材はすべて揃わなくてもよく、肉の部位も別の場所でも構いません。例えば鶏の手羽、モモ、ムネ肉とニンジン、タマネギ、セロリ、香辛料だけで作っても結構です。ソーセージやダイコンなどを入れても。また、煮崩れると汁が濁りますが、それが気にならない人はジャガイモを入れてもいいでしょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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