皆さんの日常生活でも、カフェ(Caffeユ)はもうすでに、定番の場となっていることと思います。そして、カフェという新ジャンルとして、食関係はカテゴライズされました。多くの雑誌・出版物でもカフェという名として、カフェは多くの方々から愛されています。
この多くの人に愛され、集いの場として活用され、日常生活に欠かせなくなってくるこの空間は、いったいどこからはじまったのでしょうか?
実はそれはイタリア水の都ヴェネツィアが発祥の地なのです。 カフェが好きな方、この歴史とともに、カフェを愛すれば、より一層カフェの魅力がわかるかもしれません。


カフェとイタリアンについてですが、現存するヨーロッパ最古のカフェがヴェネツィア サンマルコ広場に位置するカフェ・フローリアンなのです。
こちらは、いまから約280年前の1720年にヴェニスのフロリアーノ・フランチェスコーニによっておこされました。
ヴェネツィアは、貿易でその国家としての財をなしてきた国で(当時イタリアは都市国家制)、多くの外国から、珍しいものが届けられていました。その中に、アラブから伝わった黒い水とされるコーヒーが渡ってきたのです。
歴史を振り返れば、1720年といえば、ヨーロッパは内戦や隣国する国との戦争が続き、とても平和である情勢とはいえなかったのです。 ゆえ、地元の集い場であり、当時とすればカフェこそが、一番その国を攻める上での情報機関であり、もっともダメージを受ける場であったと考えられます。しかしこのフローリアンは現在21世紀にまで、残されているのです。それは、そのフロリアーノの天才的飲食店経営の才知から来るもので、カフェといえば、当時の娯楽である賭博や麻薬が楽しまれていたところで、多くのカフェは摘発され、その営業権を失ってきましたが、こちらだけは「敏腕オーナー」の機知で、その取締りからも逃れてきました。
そして18~19世紀に渡る、ヴェネツィア占領に向けて、オーストリアやフランスの占領軍が攻め入ったとしても、愛国者が利用するこのフローリアンだけは、なんら条件をつけることなく、守られてきたのです。

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