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お茶わん1杯分の幸せ3 蕨たたき&蕨の栄養(2ページ目)

お茶椀いっぱいの幸せシリーズ3回目はワラビたたき。アク抜きした蕨を包丁で叩いて味噌で味付けます。世間は夏ですが東北は今が蕨の季節。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

蕨たたき
わらびを柔らかめに茹でて包丁で叩き、すり鉢ですって作る、少々面倒だけどおいしい、山形の郷土料理です。


材料
アク抜きしたワラビ、味噌、山椒の葉

●注:蕨叩き用の蕨は、アク抜きをする時点で、柔らかめにゆでます。
蕨のアク抜き(蕨叩き用)
蕨を鍋に並べる→重曹をふりかける→熱湯をかける→火にかけて茹でる→そのまま冷ます→水に浸し、水を2~3回取り替えながら一晩置く

作り方
1.アク抜き蕨が硬かった場合は、沸騰した湯にワラビを入れて柔らかく茹でて水を切る。
2.まな板の上にとり、包丁でたたく。
3.味噌を加え、更にたたく。


4.すり鉢で山椒の葉をする。
5.4.)に叩いたワラビを加えて擂り混ぜ、酒をほんの少し入れ、味がたりなかったら味噌を足す。


あく抜きする際の、茹での工程で、一煮立ちで止め、以下同様に水にさらして一晩置けば、蕨の刺身(お浸し)になります。一般的には生姜醤油で食べますが、 マヨネーズとしょう油をかけてもおいしいです。

【関連ページ】
お茶わん一杯分の幸せ(1)【ミョウガたけ】
お茶わん一杯分の幸せ(2)【梅干し】

【その他の蕨料理】
・「日本全国おふくろの味」より旬の食材「蕨」
・「軟弱夫婦の旅行記」より田舎料理

前ページは蕨の栄養について

 

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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