※このイベントは、2006年2月26日をもちまして終了いたしました。
20042005年に続き、「世界らん展日本大賞」の取材も今回で三回目となりました。
そこで今回は主要な展示ももちろんですが、いままでのイベントレポートであまり触れていなかった部分について、画像を交えてご紹介したいと思います。

今までと違う?!「世界らん展日本大賞2006」

「世界らん展日本大賞」については、過去の記事でもご紹介しているので耳にタコができているかもしれませんが、初めての方のために簡単にご説明したいと思います。
「世界らん展日本大賞」は、世界24か国・地域から、洋蘭、東洋蘭、日本の蘭などさまざまなジャンルにわたり、10万株を超える蘭が東京ドームを埋めつくす、世界最大級の蘭のフェスティバルです。
昨年も期間中43万人を超える入場者を集めた人気のイベントで、「日本大賞」受賞株(花の女王として選出された最も優れた蘭)をはじめ、個別審査部門の上位入賞株が展示されるほか、蘭に関するさまざまなイベントが企画されています。
PRポスター
公式ガイドブック
その「世界らん展日本大賞2006」(Japan Grand Prix・蘭・International Orchid Festival 2006)、「今年はなんだかいままでと違うぞ」と思ったのは、受付で資料を受け取り、公式ガイドブックを見たときから。
私が取材した過去二回の時は、PRポスターがそのまま公式ガイドブックの表紙になっていたはずです。
「これまでと違う」という印象で期待に胸膨らませつつ、私は記者会見場へと急ぎました。
本来ここで今年の日本大賞受賞株の発表と、受賞者の紹介、インタビューなどが行われるのですが、まだ受賞者が会場に到着していないということで、ひとまず内覧会へと向かいました。

世界のらんと「和の心」

夢の宴
藤の花を模した蘭(クリックで拡大画像へ)
今回の「世界らん展日本大賞2006」のテーマは、「和の心」。
一昨年は100万輪のオンシジュームが、そして昨年は四季の庭園と花時計が迎えてくれたオーキッドロードですが、今年は平安時代の宮中行事「曲水の宴」をモチーフにした 「-夢の宴-」が繰り広げられていました。
ここでは、藤棚に下がる藤の花を模した蘭、そしてしだれ桜に見立てた蘭が圧巻です。
平安の雅(みやび)が伝わってくる、そんなウエルカム展示になっています。
そうそう、御簾の影には平安貴族の女性でしょうか、衣装だけがほんのわずか御簾から覗いていますよ。
これらは NHK大河ドラマ「義経」で実際に使用された衣装ということです。
夢の宴 曲水の宴
平安時代の宮中庭園をイメージ(クリックで拡大画像へ) 反対側では蘭の花を浮かべた盃が流れる、「曲水の宴」が

假屋崎省吾の蘭の世界
長い竹が大胆に使われた作品(クリックで拡大画像へ)
このウエルカム展示に見とれながら会場奥のシンボルゾーンへ向かう方が多いのですが、ここはちょっと引き返して、入り口から向かって右側に展示されていた華道家・假屋崎省吾さんの特別展示「假屋崎省吾の蘭の世界」へ。
昨年は曲線的だったのですが、今年は竹を大胆に使った直線的な作品でした。
それにしても長い竹です。これだけでもかなりの重量があるはず…、華道家も体力がないといけないようですね。
さて、会場内を撮影しながら回っていると、シンボルゾーンのあたりに人だかりが…。
どうやら、大賞受賞者が会場に到着した模様です。
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