さて、あなたの作りたい庭はどんな庭でしょう?
庭園スタイルは様々ありますが、イングリッシュガーデンを目指す人、ロックガーデンが好きな人、庭をバラで埋め尽くしたい人、しっとりした和風庭園が好きな人、百人百様だと思います。
イングリッシュに和風が混じっていたり、バラの中にさりげなく牡丹が混じっていたり、いろんな庭があるはずです。また、そうでなくては面白くありませんよね。

作りたい庭のイメージが固まったら、即、庭のデザインに入りたいところですが、ちょっと待って! その前に、しておきたいことがあります。
それは、現在の自分の庭の状態を知る「庭の現状把握」です。
ガーデニングでは、常に庭の現状を知っておくことが大切になります。これは新規に庭を造る人、リフォームする人、ベランダガーデナーにかかわらず必要になってくることです。現状把握が出来ていないと、「園芸店で花苗(ガーデンアクセサリー)を買ってきたものの、家に帰ったら植える(置く)場所が無かった」という事や、自分の庭に不向きな植物を購入してしまうという事態も発生します。

では、プラン・デザインの前の「現状把握」とは、どんなものでしょう?
まずは、自分の庭のスペースを知ることです。
一戸建ての方は、おそらく土地と建物の図面をお持ちでしょう。その図面の中に「配置図(土地に対する建物の配置平面図)」というのがあるはずです。それをコピーして、庭のスペースや庭としては使えないスペースを書き込んでいくと便利に使えます。



また、庭の方位や庭のサイズ(縦○m×横○m)を書き込んだり、日当たりの有無、土壌の具合なども適宜書き込んでいきます。
これは別に図面が無くても、方眼紙などに書き起こしても良いわけです。ベランダなどでも縦横のスペース、避難路として確保しなければならないスペースを書き出し、どこが庭として使えるのかを割り出していきます。

次に、現在ある植物を書き出していきます。せっかくですから、常緑樹・落葉樹・宿根草などと分けて書き出し、植物リストを作っておくと、後々にも使えますね。 既に大きくなって移植が難しい木などは、先程の配置図に書き込んでおきます。
また、ガーデンファニチャーやトレリス、バラアーチなどがあれば、それも書き出しておきます。 これからの庭づくりの基礎となるものです、正確に記入していきましょう。

この自分の庭の現状を書き込んだ図を「現況図」とし、今後のプラン・デザインのベースにします。
現況図と自分の望む庭のイメージと照らし合わせて、庭のプランニングやデザインをしていくわけです。

専問業者に依頼しようと思っている方は、この庭の現況図と自分の希望を明確にしたメモを用意しておくと、自分の意思が業者に伝わりやすくなります。
もちろん専門業者は、正確な測量等を行い庭の現況図から作成し、プランニングしていきます。
しかし、自分の庭がどういう状態であるか知っておくことは、今後の庭づくりに大変役立つものです。また、全て業者まかせにするのでなく、「自分でできること」というのも見えてくるはずです。個人の力ではできない部分だけを業者に依頼することで、経費の節約も図れるわけですから、是非、ご自身の目で庭を見つめなおすことをお勧めします。
「専門業者に頼む」のページも参照して、失敗のない庭づくりをされますように…。





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