常温か冷暗所と言っても、夏場のキッチンは蒸し暑いから不安。だからと言って何でもかんでも冷蔵庫に押し込むと、冷やしておきたい食品のための余地がなくなることも。そのとりあえず入れておけばの気持ちでいると、冷蔵庫が中途半端な食品の溜まり場と化してしまいます。そうならないためにも冷蔵庫に入れる食品の交通整理はどうする?という読者さんからの質問を頂いたので早速調べてみました。

家庭でよく使われている醤油、みりん、麺つゆ、ケチャップの保存法について「キッコーマン株式会社・お客様相談センター」からご回答を頂きました。(以下「」内はキッコーマン株式会社・お客様相談センターのご回答からの引用です。)


醤油は使い切りサイズを

江戸時代の醤油は贅沢品。そこで高貴な紫色にかけて醤油を「むらさき」と呼ぶとか。
日本人にとって欠かせない調味料が醤油。それだけに私たちの舌は敏感です。今日のおひたしの味がちょっと...そんな時には醤油の風味が落ちているからでは?それは食卓に醤油差しを出したままにしているせいかもしれません。

「開栓前の醤油は常温(直射日光を避け15~25度)、開栓後はできれば冷蔵庫での保存をお勧めします。温度が高くなると、色も早く濃くなり、風味を損ないます。また、冷蔵庫保存により、酵母の発生を抑制する事も出来ます。(※酵母:白い粒や膜が発生しますが食品的には無害です。)」
そして、近頃は塩分の摂りすぎを気にする方も多いのですが「食塩分が約半分の減塩しょうゆは開栓後、必ず冷蔵庫にて保存してください」とのことです。

さらに気になるのは賞味期間ですが「開栓後の賞味の目安は1ヶ月」、予想外に期間が短いものです。
これまで大きな容器の醤油を買っていませんでしたか?醤油の消費量は、家族数や料理の好みなど家庭によって異なると思いますが、1ヶ月で使い切るサイズの醤油にサイズダウンしましょう。 そして開栓後には、キャップに日付を記入する習慣をつけておくと安心です。


本みりんは半年のペースで

お袋の味の代表と言えば煮物。そして調味料を加える順番はサシスセソですが、ご存じの通りみりんは目的によってタイミングが変わります。甘みを出すためには調理の最初に、照りを出すときには最後といった具合。 さて、その本みりんの保存法ですが「開栓前、開栓後ともに常温で、開栓後の賞味の目安は6ヶ月」です。

「開栓後、冷蔵保存すると中身液の糖分が白く結晶化し出てくる事があります。温めるとまた溶け込みますし、品質には問題ありません」とのことです。
それにしても半年前に開けたことなんてスッカリ忘れてしまいますから、開栓の日付をキャップに書き留めておくことを忘れずに。


麺つゆは早めに使い切る

これからは素麺の出番が増える時期。醤油と本みりんと削り節があれば自家製の麺つゆができるのですが、急に素麺が食べたくなったときのために、麺つゆを買い置きしておくという家庭も多いことでしょう。
麺つゆには希釈タイプとストレートタイプがありますが、「どちらのタイプも開栓後は要冷蔵です。開栓後の賞味の目安は希釈タイプは2週間。薄めないで使うストレートタイプは、できれば1回で使い切る事をお勧めしています。」

もし、余ってしまったらその日のうちに料理の味付けに使っては如何でしょう。揚げ浸しとか冷しゃぶのタレとして大根おろしとともに使ってみるなど、工夫のし甲斐がありそうです。

子どもの好きなケチャップとニッポン人の主食の保存は?