これまでは主として業務用(学校給食・お弁当屋・企業食堂等)の需要が中心であった「無洗米」ですが、最近では一般家庭への普及が増えてきています。

お米を買いに行った先で、同じように並べられている「無洗米」を目にする機会が増えていませんか?
スーパーマーケットはもちろん、コンビニエンスストアやホームセンター、ドラッグストア等でも見受けられます。

「無洗米」って、どんなお米?
精米されたお米の表面には多くの米ヌカが残っています。 そしてこの表面に残ったヌカは、普通の精米方法では取り除くことができません。 そこで、わたしたちは、このヌカを取り除くために、ごはんを炊く前に、お米をとぎ洗いしているのです。
「無洗米」とは、この精米されたお米の表面に残ったヌカを取り除いてあるお米です。

「無洗米」の特徴
★お米をとがなくていいので、節水ができる。
☆とぐ手間がなくなる。
★とぎ汁を出さないので、環境にやさしい。
☆水溶性の栄養素(ビタミンB1など)が残る。
★ヌカが付いていない分、量的にお得。

「無洗米」を美味しく炊くために
水加減は通常のお米を炊くときよりも、すこし多めにします。 通常のお米は、とぎ汁として3~5%が流出しています。無洗米はその分だけお水を多めにしてあげる必要があります。
また、お釜にお米とお水を入れたら、20分以上浸してから炊くようにするとおいしく炊き上がります。

「無洗米」を上手に使おう
無洗米のよいところをどんなに前面におしだしたとしても、「お米はとぐもの」という深く根付いた習慣がわたしたちの生活のなかにはありますよね。

しかし、キャンプ場など屋外でご飯を炊く場合などは、環境面への配慮から、無洗米を使うほうがよいとされる場面も時にはあります。
そして、お米をとぐ時間さえ惜しいような忙しい日や、真冬の水が冷たい日などには、その手間を省くことも可能です。
また、洗わないお米を使った方がいいお料理を作るときにも、無洗米は便利に使うことができます。

「無洗米」は、特徴をよく理解した上で、その状況に会わせて、上手に利用していきたいお米ですね。

次のページでは、洗わないお米を使ったほうがいいお料理の一例として、無洗米を使って・炊飯器で作る「炊き込みパエリア」のレシピをご紹介します。