寄生虫の種類

・線虫類
爬虫類に寄生していた線虫類
画像提供:児玉どうぶつ病院

「線虫」とは分類的に「線形動物」に属する動物たちで、具体的には「カイチュウ(回虫)」「ギョウチュウ(蟯虫)」のように、昔からなじみの深い寄生虫です。またイヌの病気で有名な(人にも存在する)「フィラリア」も線虫です。
ギョウチュウは1cm程度の長さの細い虫、カイチュウは20cm程度の大きさになります。

生態は様々ですが、フィラリアやギョウチュウは「時間」を感じることができるようで、「夜間(特定の時間であることが多い)」になると体の中を移動して産卵を行うことが知られています。ひょぇぇぇぇ....

フィラリアはカなどの吸血性の昆虫類を介して伝染し、ギョウチュウは肛門付近を触ることで手を介して伝染します。
カイチュウは宿主動物の糞の中に卵を生みますので、それが野菜などの食物を介して伝染します。

・条虫・吸虫類
「条虫・吸虫類」とは分類として「扁形動物」つまりヒルやプラナリアの仲間で、寄生虫としてはサナダムシ、住血吸虫(ジストマ)、エキノコックスが特に知られています。
爬虫類に寄生していた吸虫類
画像提供:児玉どうぶつ病院


サナダムシはご存じのように、ヒトの腸管内に住む10mにも成長する長大な寄生虫です。
一方、住血吸虫(ジストマ)は名前の通り血管内で赤血球を栄養源とする小さな寄生虫で、かつての日本で脅威であった(今は撲滅された)日本住血吸虫に見られるように非常に恐ろしい病気を引き起こす種類もいます。

サナダムシやエキノコックスは糞便から、ジストマは水中で皮膚から体内に侵入して感染します。私も、どこでもかしこでもすぐに川とか池とかに入るのを控えなきゃ...

・原虫類
「原虫」は、細菌類ではない「単細胞生物」と考えればいいでしょう。アメーバが代表です。
寄生性の代表はクリプトスポリジウム、マラリア、トキソプラズマ、鞭毛虫類などがあります。基本的に非常に小さいので最低でも光学顕微鏡を使わなければ見ることはできません。
多くは病気を引き起こすようなことがない生物ですが、上に挙げたような種類では強い病原性があり、合併症を引き起こして致命的になることもあります。
線虫同様、糞便や吸血性の昆虫類によって感染します。
爬虫類から見つかった原虫類のコクシジウム類のシスト
画像提供:児玉どうぶつ病院


えーと、ここまで書いてなんかマジで気持ち悪くなってきた...
寄生虫のことなんて調べていると、マジで気が滅入ります。あー、だからあんまり書きたくなかったんですよね...
でも、頑張って最後まで書こう。
おぇっぷ。