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キタチャクワラ

キタチャクワラ

学 名Sauromalus ater別 名:-英 名:Common Chuckwalla分 布:アメリカ合衆国南西部(カリフォルニア州南部、ネバダ州南部ユタ州南西部およびアリゾナ州西部)、メキシコ(ソノラ州、バハ・カリフォルニア州)全長:全 長30-40cm 最大45cm

トゲチャクワラと並び、ペットトレードに乗る乾燥系で中型のイグアナ科のトカゲです。

本種はトゲチャクワラほど大きくならず、比較的個体数も多いようでWC個体の流通も多い種類として人気があります。

かつてはSauromalus obesus という学名が使われており、4亜種に分けられていましたが、現在はS. ater が使われています。その結果、以下の3亜種に分けられています。

  • Sauromalus ater ater
  • S. a. klauberi
  • S. a. shawi
これらの亜種は生息地により分けられているようですが、分類が混沌としており今後再整理される予定だそうです。またペットとして流通する場合には亜種による区別はほとんどされていないようです。写真の個体も亜種まではわかりません。

亜種や地域というよりも個体により体色に変異が大きく、下の写真のように背が赤くなるような個体や、全身が黒で白い部分が大きい個体などさまざまです。幼体は黒褐色地に明色のバンドが目立ちます。

砂漠周辺の乾燥した岩場に生息しており、岩の割れ目などを住処にしています。昼行性で40℃前後の高い温度の状態で活発に活動をしています。食性はほぼ完全に植物食性と考えられており、特に黄色い花を好んで食べている姿が野生で観察されています。黄色い花があるところでは木に登って食べるような姿も見られるようです。繁殖期は4-7月で6-8月に6-16個程度の卵を産みます。卵は9月後半には孵化します。

チャクワラの仲間は恐竜のような迫力のある体躯と高温の管理に注意すれば飼育もしやすく植物食性であることから人気が非常に高い種です。しかし生息環境の悪化が懸念されており、アメリカではその減少が心配され注視されている種類のようです。日本国内で人気の高い種ですから、国内でのCB化が期待されます。

なんてことをここには最初に書いていたのですが、実は教え子の中にこれを飼育している生徒がいまして、学校で見せてもらったんですが、こんなにカッコイイとは思いませんでした!まさに小さい恐竜の雰囲気!一目で大ファンになってしまいました!素晴らしいトカゲであることをここに認定いたします!!

赤っ恥をかかない程度の知識
  • アメリカとメキシコの乾燥地帯に生息
  • 最近はS. obesus という学名を使わないことも多いらしい
  • トゲチャクワラよりも小型
  • ほぼ完全植物食性
  • 飼育には高い温度と強い紫外線が必要
  • 成長段階、地域、亜種あるいは個体差での色彩の変異が大きい
キタチャクワラ

"スーパーレッドバック"

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飼育の基本情報
飼育容器120cmクラス以上の水槽など。特に通気性を良くして、高さも確保。
温度ホットスポット部は32~43℃、低温部は26~30℃。夜間は21~24℃にする。昼夜の温度差を付ける
照明紫外線灯とバスキングランプが必要。紫外線灯はできれば複数
床材爬虫類用の砂漠の砂など。敷きワラや牧草ペレットなどもよい
容器内レイアウト流木や平たい岩などでホットスポットとシェルターを作る。水入れは不要。幼体時のみ水入れを設置する。
植物食。野菜などを中心にする。特に黄色や赤い色に反応がよいので、そのような野菜や花などを混ぜると良い
基本的な世話乾燥系トカゲの飼育に準ずる
  • WC個体は痩せてしまう場合がある
  • カルシウムの添加は必須。ときどきビタミン剤も添加する
  • 立体的な活動を行うので高さのあるケージがよい
  • 通気性を確保できるケージを使う
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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キタチャクワラ・スーパーレッドバック
写真提供:aLive

キタチャクワラ"スーパーレッドバック"

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。