ヒバカリ飼育の5つのポイント

ヒバカリの飼育を成功するには4つのポイントがあります。

1. 夏の高温に注意
ヒバカリは「朝」と「夕」のヘビです。特に夏の暑い盛りには、涼しい時間に活動します。
ですから、夏の飼育は高温の対策が必要になります。
エアコンに頼ると湿度不足になるのか、湿度の管理をうまくやらないと、だんだんと痩せて冬を越えられるずに死んでしまうことが多いようです。
一番いいのは大きめのケージに柔らかくて湿った床材を厚く敷いて、彼らに潜らせて暑さをしのがせることです。気化熱により過ごしやすい温度になるようです。
また通気性が悪いと気化しませんし床材が発酵して発熱する恐れもありますので、ケージの底や床に近い側面にドリルで小さな穴をたくさん開けておくとよいでしょう。もちろんヘビが逃げ出さないような大きさの穴ですが。

2. 湿潤と乾燥を選ばせる
前述しましたが、ケージ内に乾燥している場所と湿った場所を用意して彼らに選ばせてあげましょう。

3. 餌をたくさん食わせる
マウス食いでないヘビではよく言われることですが、給餌間隔は短めにして、彼らが満足するまで食わせる必要があります。特にヒバカリは小さいので餌切れは致命的ですし、冬眠中に痩せて死んでしまうことが考えられます。

4. 冬眠させる
長期飼育に成功している方達の共通点のひとつですが、ヒバカリは冬眠をさせてあげましょう。特に冬は金魚やメダカ以外の餌が入手しにくいですし、冬眠をさせた方が圧倒的に楽です。

5. こまめにフンを取り除く
ケージ内のフンは取り除く習慣をつけましょう。ケージ内は清潔であるに越したことはありませんが、ヒバカリはケージ内の汚れに特に敏感なようです。またフンは健康のバロメータですので、健康チェックにもなります。

この時期に入手してしまったら

野生でヒバカリを採集できるのは5月くらいから梅雨時までと、夏の終わりから秋口までですが、最初に言ったように、冬の終わりから春先に集団で冬眠中のヒバカリを掘り起こして販売されていることもあります。
そういう個体を購入しないのがいいのですが、不幸にも購入してしまった場合は、特別なケアが必要になります。

■日中の気温が10℃以下の場合
再冬眠させましょう。
・ケージ・・・湿った土と落ち葉を敷いて、平たい石や板、あるいは狭いシェルターを入れる。
・設置場所・・・1.玄関などの気温が低くて安定した場所(3日間)
2.一日中日陰で気温が低い場所(3日間)
3.カバーを掛けて2.と同じ場所
こうすると、冬眠から起こされたヒバカリも再冬眠の状態になります。後は、自然と彼らに任せて春の訪れを待てばいいわけです。

■日中の気温が15℃を超える場合
今の時期は昼間は15℃を越えますが、夜は冷えますので昼夜の寒暖の差がとても大きいです。この時期でも野生ではヒバカリはあまり活動をしていないと思われます。つまり寝ぼけているような状態です。休ませてあげましょう。
・ケージ・・・上と同じ
・設置場所・・・室内でカバーを掛けて
こうして気温が上がってオタマジャクシなどの消化に良さそうな餌が確保できるようになるまで休ませます。

とにかく「まだ寝ていたいのに、起こされてしまった」という気持ちを自分に置き換えて考えてみれば、すぐに食事をとったり、激しい運動をしたりできませんよね。そんな考えに立ってケアをしてあげて下さい。

以上、ヒバカリの飼育に関してでした。

もちろん中には「ずーっとヒバカリを飼育していて、繁殖のために今回は新しい個体を導入したんだ。自分は自分の飼育法をしていく!」と言う方もいらっしゃるでしょうから、そういう方は頑張って幸せにしてあげて下さい。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。