前回お届けした東京の様々な場所で猫さんを撮り続けている人気ブログ「だから東京が好き!街のねこたち」の“キヨちゃん”に、「猫写・前編;街猫さんと出会うコツ」を教えていただきました。「猫写・後編」では、「街猫を上手に撮るコツ」をお届けします。

私自身も写真が好きで、うちのまわりの猫さんにモデルになってもらうことが多いですが、もしよその街で猫を撮影する場合は

・必要以上に猫を刺激しない
・餌でおびき寄せない
・もし餌をやったら、必ず食べきるのを確認して、食べ残ったら掃除をして持ち帰る
・近隣の住人を刺激しないように-全ての人が猫に好意的とは限らないので、あまりおおっぴらに撮影しない
・他人の敷地内には絶対に立ち入らない

などに注意したほうが良いのでは~、と思います。
万一、そこに猫がいることを「よし」と思わない感情の人を刺激して、猫がその場所に居づらくなることだけは避けてくださいね。

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■足跡■
これは極端に目立つ例ですが、登ったり、降りたり、
滑ってみたりと、結構遊んでいるようです。

初めての街で猫を探すコツとかありますか?

とにかくよく見て歩くことに尽きると思います。
猫探しを続けるうちに、その人なりのコツみたいなものがだんだん掴めてくると思います。

猫の探し方について、いつ? どこで? どうやって?
ということをよく聞かれますので、今回は私の猫探しの方法を紹介します。

◆事前に街の形を把握してみる

訪問しようとする場所の地図を広げ、街並みを想像しながら猫の居そうな場所を考えてみます。
曲がりくねった道、細かいブロックに区切られた場所は隠れ家がたくさんありそうですね。
また、都心では人間が入り込めないほどびっしりと建ち並んだビルのすき間が格好の隠れ家になります。
さらに、その近くに駅や飲食店街、公園等があると、より猫を見つけやすい場所であると想像できます。

駅周辺=人がたくさん通り、通りすがりに食べ物をくれる人が居ます。

飲食店街=ゴミとして食べ物がたくさん出されます。

公園=餌やりの場になっていることが多いです。

つまり、餌場と隠れ家がセットになっている場所であるということです。

◆天候はどうでしょう。

天気が良くて暖かい日がベストコンディションなのはいうまでもないことです。そんな日は、猫たちも気持ちよさそうに散歩を楽しんでいます。
ただし、風が強めの日にはあまり出歩かないようです。

また、雨の日はさらに猫の外出は少なくなりますのであまり撮影に出ることはありませんが、近所の公園など猫の所在が分かっている場所については、様子を見に行くこともあります。


■爪研ぎ跡■
ボロボロにしてごめんにゃ~


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■自動車■
街中のどこにでもあって、下はいざというときの隠れ場所、
屋根の上は見晴台になります。
冬はエンジンの余熱で暖を取り、夏は涼しい日陰となるなど、
まさに猫のコンビニです。

◆訪問する時間帯はいつがいいか。

猫が自分で食べ物を探すためには、人目に付かない深夜、早朝に動き回ることが多いようです。
経験的には朝5時~7時頃に見かけることが多いです。

意外に思われるかも知れませんが、冬場でも早朝に出歩いているものです。ただし、夜が明けきっていないので、写真を撮るのは大変です。
やはり冬は、昼間の日向ぼっこをしている姿を狙うのが一番撮りやすいと思います。

よって春から秋にかけては始発電車でGo!
冬は日が昇った後にゆるゆると出発です。

◆いよいよ現地で探索です。

現地に到着したら、次のような状況がないか確認します。

・生垣などの間に通り抜けた跡がないか。
・餌をやった形跡はないか。
・自動車のボンネットに足跡がないか。
・木の塀、杭、戸などに爪研ぎ跡がないか。
・猫よけのペットボトルがないか。それは新しいか。
・金網やネットが張り巡らされていないか。
・その他、猫よけと思われる細工がないか。

猫に来て欲しくないための工夫が、逆に猫が居ることを教えてくれているのですね。
こういう場所を見つけたら、ひさしの上、家のすき間、駐車場などを丹念に見て歩きます。

行き止まりは、突き当たるまで行ってみましょう。
奥が猫だまりになっていることがあります。

自分が猫だったら、この街のこんな所で暮らすだろう、ということを考えながら歩いてみるといいと思います。


■雨、雪が降り続いたあとの晴れ間■
お腹を空かして食べ物を探しに出てきます。


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■天気のいい日■
日光浴と縄張りの見張りを兼ねて屋根の上

◆猫をみつけたら

そのまま逃げられておしまい、ということも多いのでまずは遠くても一枚撮ります。
こちらの存在を意識させながら、でも危害を加えたりしないよと安心させるために、ゆっくり距離を詰めます。

猫に向かって真っ直ぐ進むのではなく、斜め方向に向かうと猫の緊張感が違ってきます。

猫が移動を始めたら、あとについて行ってみましょう。
思わぬ猫だまりに案内してもらえるかもしれませんよ。

◆猫が隠れてしまったら

猫にはある程度決まった巡回コースがあります。
普通に歩きながら家のすき間に入り込んだ場合は巡回コースに沿っているので、大抵は家の反対側で待っていると出てきます。
もし、猫がこちらの姿に驚いて隠れたのなら、それは一時的な待避行動なので、少し離れて様子を見ていると、また同じ場所に出てきて元のコースに戻ります。

猫の様子を見ながら、行く先の想像をしてみるのも街猫撮影の醍醐味ですね。

■猫を被写体に写す人が多いですが、上手に撮るコツがあれば是非アドバイスを。

好きなものを撮るのに、方法は人それぞれ、自己流で構わないと思います。
数をこなすうちに、何となく形になってくるものですし、それで満足できるなら、そのままでもいいと思います。

ですが、本当にいい写真を撮りたいと思うなら、少しだけカメラのことを勉強されることをおすすめします。


■早朝の繁華街■
早く食べ物を探さないと、カラスに横取りされる。

次回の記事は、キヨちゃんの「猫写・街猫を上手に撮るコツ」です♪

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<参考リンク>
だから東京が好き!街のねこたち
だから東京が好き!(本館)

<ガイドのその他の記事>
自分にあうのはどんな猫?純血種編1
誤った迷信 黒猫は不吉?-2
東京湾岸のねこたち
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