しつけって、いったいどこから始めればいいの?
犬と暮らし始めたばかりの人や、これから迎えようとしている人たちからは、そんな悩みも聞こえてきます。私はご存じのように犬の専門家ではありませんので、「飼い主の立場」でしかお答えできませんが、いままで犬と暮らしていて感じてきたことを、自分自身の反省も含めてご紹介してみたいと思います。

しつけは「飼う前から考える」のが一番!

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しつけを始めるなら生後6カ月以内がベスト!
しつけを始める一番いい時期はいつか?それは「生後6カ月以内」と言われています。フランスの獣医師、ジュエル・ドゥハッス先生によると、生後半年までの子犬の脳は成犬の何倍ものスピードで発達していくのだとか。
つまりこの時期こそ、犬が多くのことを素直に吸収し、のちのちまで覚えることが可能な時期なわけです。

本来子犬は生後3週齢~16週齢までが社会化の時期。その間に母親や兄弟犬と暮らす中で犬社会のルールを身につけ、成犬になるための土台づくりができるのですが、生後50日未満の子犬がペットショップの店頭に並ぶ日本ではこの大切な時期の一部をショーケースの中で過ごしてしまうことになります。

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大切な社会化の時期をショーケースの中で過ごしてしまう日本の子犬たちの未来は…
また、新しい家族に迎えられても、2回目のワクチンが終わるまでは感染防止のため、家族以外の人や犬と接触する機会もありません。
そんな状態で育ってしまうと、個体差はありますが、人間や他の犬とどう接したらよいのかわからず、むやみに怖がったり吠えたりと、上手にコミュニケーションがとれない子犬になってしまうケースがあるわけですね。

動物病院主催の「パピーパーティ」に期待!

ということで、最近は社会化期のパピー犬を対象に「パピーパーティ」と呼ばれる初歩のしつけ教室を行う動物病院が増えてきました。
同年齢の子犬どうしで挨拶のしかたを学んだり、一緒に遊ばせたりして、犬社会のルールを身につけていくわけですね。もちろん他の飼い主さんや病院のスタッフたちに接触することで人間とのコミュニケーションも上手になります。

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飼い主の努力次第で診察台が楽しい場所に変身!
飼い主さんにとっても、インストラクターから基礎的なしつけの方法や健康管理のポイントを学ぶことができるので、「なぜうちの子だけこうなの?」という悩みも解決しますし、問題行動の芽を摘むことにもつながります。

またわたしが取材させていただいた動物病院では、パピーパーティで診察台に慣れさせるトレーニングを行っているところもありました。「診察台=楽しい場所」とパピーの頃から覚え込ませておくととてもメリット大。

診察台でおとなしくできれば、検査や治療もスムーズにすすみます。ゴールデンやバーニーズなど大型の犬の場合はとくにこのトレーニングは必要だといえそうですね。

-パピーパーティやしつけ教室を開催している動物病院-

船津動物病院(群馬県前橋市)
伊藤動物病院(埼玉県南埼玉郡)
グラース動物病院(東京都杉並区)
光が丘動物病院(東京都練馬区)
おくだ動物病院(神奈川県横浜市)
蘇我動物病院(神奈川県横浜市)
もみの木動物病院(兵庫県神戸市)
ライフ動物病院(兵庫県神戸市)
おざき動物病院(奈良県北葛城郡)
あそう動物病院(広島県福山市)
山陽動物医療センター(岡山県赤磐郡)
宇野動物病院(愛媛県)


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次回はしつけの基本とトレーナー選びについて、わたしの考えをお伝えしたいと思います。お楽しみに!

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-今回登場してくれたモデル犬-
ケアーンテリア:メグちゃん(生後4カ月の女の子)