川瀬清先生の肥満防止セミナーに行ってきました


ペットショップ「JOKER」二子玉川店で川瀬清先生の肥満防止セミナーが開かれました。ワンコの肥満とは何か? それはどんな実害を引き起こすかについての、ちょっとコワ~イお話です。

川瀬先生によると、明らかに肥満だと思えるワンコでも飼い主さんにそのことを告げると、多くの人が「冗談じゃない、うちの子は太ってなんかいませんよ!」と反論されるのだそうです。そこで川瀬先生は、図表を出して犬種別の適正体重を一覧にして見せてくれました。それによると…


いかがでしょう?あなたのワンコは適正体重だったでしょうか。
川瀬先生は言います。
「肥満が問題になるのは、多くの病気の原因になるからです。脊髄の変形、肝臓病、心臓病、関節炎など数え上げればキリがありません。では、肥満はどうすれば防げるか?それは何よりも食生活の改善にあります」

言われてみれば当たり前のことですが、人間ならおなかいっぱいになってそれ以上に食べれば「食べ過ぎ」という危険信号を感じますよね。ですが、ワンコはただ与えられるものを食べていくしかない。だからワンコの肥満は人間がつくりだしている、つまり飼い主の責任以外の何物でもないというわけです。






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◆成犬の適正体重表

【超小型犬】(肩高13~28cm)
・トイプードル 3.2kg 
・チワワ 1~3kg 
・ポメラニアン 2~3kg 
・マルチーズ 2~3kg 
・ミニチュアダックス 3.6kg 
・ヨークシャーテリア 3.2kg 
・パピヨン 5kg 



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◆成犬の適正体重表

【小型犬】(肩高30~41cm)
・コッカースパニエル 11.5kg 
・ビーグル 8~14kg 
・フレンチブルドッグ 8~13kg 
・ウェルシュコーギー 8~11kg 
・ダックスフンド 9kg 
・ミニチュアシュナウザー 6.8kg 
・パグ 6~8kg 
・シーズー 5.5~7kg 



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◆成犬の適正体重表

【中型犬】(肩高43~56cm)
・ウィペット 5~12kg 
・イングリッシュスプリンガースパニエル 17kg 
・ブルドッグ 18~23kg 
・ダルメシアン 21kg 
・エアデールテリア 23kg 
・シベリアンハスキー 16~27kg 
・サモエド 25kg 



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◆成犬の適正体重表

【大型犬】(肩高58~64cm)
・アイリッシュセッター 27~32kg 
・アフガンハウンド 23~27kg 
・イングリッシュセッター 30kg 
・ボクサー 32kg 
・ゴールデンレトリバー 27~34kg 
・ラブラドールレトリバー 25~34kg 
・ジャーマンシェパード 27~39kg 
・ドーベルマンピンシャー 32kg 
・ポインター 27kg 
・バーニーズマウンテンドッグ 30kg 
・コリー 23~34kg 
・オールドイングリッシュシープドッグ 30kg 



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◆成犬の適正体重表

【超大型犬】(肩高66~79cm)
・ロットワイラー 32~45kg 
・ボルゾイ 34~48kg 
・グレートピレネーズ 41~57kg 
・アイリッシュウルフハウンド 48~61kg 
・ニューファウンドランド 50~68kg 
・グレートデン 52~66kg 
・セントバーナード 68~82kg 



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次に川瀬先生は「イヌのエネルギーと食事の必要量」の表を見せてくれました。これはドッグフードをグラム数で出してあってわかりやすい形になっています。

◆イヌのエネルギーと食事の必要量

■エネルギー ■食事の必要量
体重 体重1kgあたり
(kcal)
1日量
(kcal)
ドライタイプ
(g)
缶詰タイプ
(g)
3kg 105  315  106  281 
5kg 90  450  131  402 
7kg 84  588  171  525 
10kg 75  750  219  670 
20kg 62  1240  382  1107 
30kg 55  1650  481  1473 
40kg 51  2040  595  1821 


たとえばうちのハービーだと7kgですから、1日のエネルギーは588 kcalで、ドライフードだと171gを与えればよいということになるわけです。え?あげすぎてたって?そう、ワンコが欲しがるとついつい多くあげてしまいますよね。つまりAAFCOの基準を満たしたドッグフードなら、かなりの高カロリーになっているのでほんとに気をつけて分量を見てないと「必要以上」になってしまうそうです。この上にまだおやつもあげてるって?それはきっと川瀬先生に怒られますよ。

では、肥満になったらどうするかですが、それについては、
「体重もそうですが、横腹をさわって肋骨が指にふれるかをみてください。ふれるようならまだ安全圏。そうでなければいますぐダイエットを始めましょう。フードを適正に戻し、空腹感を訴えるようなら低カロリーの食べ物で補ってあげましょう。おからや小粒こんにゃく、ごはんやキャベツの固い部分などを湯がいてあげるのもいいです。それと適度な運動ですね。できれば水泳とかがいい。昨年11月に設立された『ドッグスパとみおか』(群馬県)は犬のリハビリ用の温泉プールのある施設で、私もハイドロテラピーという治療法の観点からかかわっています。そこで飼い主さんと一緒に来て運動して帰るのもいいですね」(川瀬先生)
根気と忍耐のいるダイエット。でもワンコに10何年を健康に過ごしてほしいと願うなら肥満防止に取り組むのはまさに“いま”ということです!

犬のスポーツ温泉『ドッグスパとみおか』 
 群馬県富岡市後賀504-1
 0274-89-1526
 天然温泉プール、ひのき風呂(アロマテラピー効果)、ジェットバス
 ドッグラン、アジリティー、グルーミングコーナー
 レクチャールーム、宿泊施設
 入会金 \50,000-
 年会費 \5,000-
 利用料(平日)2000円(休日)3000円
 *盲導犬・介護犬は無料


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。