VERO TAXIの全容。横にあるのがガイドの自転車。その大きさが分かると思います。
東は博多駅から西はシーサイド百道地区のエリア内を、ちょっとかわいくて、人々の目を集める自転車が走っています。その名は、VERO TAXI(ベロタクシー)。今年3月から運行を開始した街乗りタクシー。その愛くるしい形で福博の街中を駆け抜けています。見かけた際、空車だったら迷わず声を掛け、乗車してみてください。ドライバーの爽やかな笑顔と気持ちいいまでの挨拶。そして今まで見ていた福岡の街並みに、新しい発見があるかもしれません。


ベロタクシーってなに!?

現在、福岡市中心部を10台のベロタクシーが福博の街を走っています。うち2台はホークスタウンに8月末まで常駐。福岡市民はもちろん、観光などで福岡を訪ねてきた人たちの注目を集めているドライバー含め3人乗りの3輪自転車のタクシー。今では塾や病院への送迎などにも利用され、市民生活の一部に溶け込んできています。

横から見たベロタクシー。ゆったりと2人座れ、意外と乗り心地はGood!!
鉄道やバスなどの公共交通機関を補完する交通手段として市民や観光客に利用されているベロタクシー。「バスなどで行くほどでもないが、歩いていくにはちょっと」という距離に利用されたりと、幅広い年齢層に活用されている乗り物。また小さなお子さんたちには、遊園地のアトラクション感覚で人気もあります。平均速度約11kmのゆっくりとしたスピードで、移動手段に、観光に、塾・病院の送迎に、そしてデートにと利用の幅は広がっています。座席はゴム製のシートが付いているのでさほど疲れは感じません。また走行中は屋根も付いていますし、風が吹き込んでも来るので夏場でもそんなに暑いとは感じませんでした。雨の時もドライバー特製の雨よけシートがあるということなので、濡れる心配も要らないとの事。

常に周りの状況に注意を払い、安全最優先で運転。
そんなベロタクシー、ドイツで「環境に優しい交通」というコンセプトで1997年に生まれ、ラテン語の「自転車」という意味の「VERO(ベロ)」を取って名付けられました。ヨーロッパの国々では市民の新しい交通手段として広く普及しつつある乗り物。日本には2002年に京都で走り始め、今では福岡を含め全国16都市で走り回っています。



どこで乗れるの!? ベロタクシー

ベロタクシーの営業範囲。福岡中心部をメインに走っています。
ベロタクシーのホークスタウン停留所。これが目印となります。
ホークスタウンのハードロックカフェ前には、VERO STOPという停留所が存在。ここで待っていれば乗れるのですが、実際はここに戻ってくる前に途中で客を乗せることが多いようです。台数が市内に10台しかないため、バスやタクシーのようにいつでもどこでも気楽に乗れると云う訳にはいかないのが実情。偶然に見かけ、空車であればラッキー的な状況なのです。確率的には祇園~御供所町周辺、薬院~大名周辺、地行浜~百道浜周辺で出会える可能性が大。特に地行浜~百道浜周辺が確率的には一番遭遇する機会が高いと思います。確実に乗りたいときは電話で申し込んで予約するのがベスト。

基本的には交通量が多い幹線道路は避け、裏道などのなるべく交通量が少ない道路を走っているため、上記周辺で出会う可能性が高いという訳です。卵形でとてもユニークでキュートな形をした自転車なので、遠くからでも一目で分かるはず。車体上に青色の「空車」のプレートが見えたなら、ドライバーに声を掛けてみてください。きっとまぶしいばかりの笑顔で出迎えてくれますよ!


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