リキッドデザイン化のためのStep2 
Flashムービーの表示サイズを取得する

Flashでリキッドデザインを行うということは、Flashムービーの表示サイズが変化するということです。つまりFlash上の基準点(0,0)が使用出来なくなり、このサイズが分からなければ自由な位置にオブジェクトを配置することが出来なくなってしまいます。また場合によっては縦:横のアスペクト比が想定外の比率に変更されることもありえます。

こうした場合に備え、Flashムービーのステージサイズを取得します。以下のActionscriptを確認してください。
変数 = Stage.width;
変数 = Stage.height;
1行目はステージの幅を、2行目はステージの高さを取得します。

例えば、画面右下にあるオブジェクトを配置したい場合は、「縦の位置 = ステージの高さ - オブジェクトの高さ」、「横の位置 = ステージの幅 - オブジェクトの幅」として配置することでぴったり右下に配置することができます。この数値を元にオブジェクトの配置を検討していきましょう。

リキッドデザイン化のためのStep3 
ステージサイズが変更されたことを監視する

せっかく完璧な位置にオブジェクトを配置しても、ユーザがウィンドウサイズを突然最大化してしまってはデザインが崩れてしまいます。そこでステージサイズが変更されていないか常に監視し、必要があれば再度オブジェクトの配置をやり直す処理が必要になります。

こうした場合に備え、以下のActionscriptを記述する必要があります。
Stage.scaleMode="noScale"
myListener = new Object();
myListener.onResize = function() {
ステージサイズを変更された場合の処理
}
Stage.addListener(myListener);
最初に3行目から見てください。「onResize」というのは、ステージのサイズが変更されたとき発生するイベントです。ただし、Actionscriptで1行目の「Stage.scaleMode="noScale"(拡大縮小をしない)」を設定していなければ機能しないようです。

最後の行は「Listener」と言って、常に監視を行ったりする場合に便利なものです。「addListener()」メソッドを使用することで、ステージのリサイズが発生したことを監視し続けてくれます。

これでFlashをリキッドデザイン化するために必要な知識は揃いました。

次のページでは基本的なWebサイトを作成するためのオブジェクト配置を実際に行っていきます。