気取らない正統派の味つけに満腹ボリューム
「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ」

筆者は早速、各店舗の魅力を実食チェックしてきました。

ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ
筆者も早速、“日本一予約が取りにくいレストランでランチ
まずオープン初日は「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ」。銀座の本店は「日本一予約が取りにくい」と言われる超人気店。今回は銀座以外では初出店ということで、名古屋人が最も待ちわびていた一軒です。

ランチは基本的に店頭での直接予約。この日はお客さんが朝8時過ぎから列を作り、10時の受け付け開始の時点で即満席に。筆者も頑張ってこの貴重な席を確保しました。

メニューは昼・夜ともにコースのみ。ランチはAコース1890円、Bコース2940円。ディナーはAコース3990円、そして銀座店にはないBコース7140円が用意されています。

筆者夫婦はランチBコースを注文。前菜が6種類から、パスタが9種から、メインディッシュが8種からセレクトできるプリフィックススタイルです。それぞれ選択肢が広いので、どんな組み合わせにしようか頭を悩ますのも楽しいひとときです。

的鯛のグリル
メインディッシュとして選んだ的鯛のグリル。生トマトとバジリコのソースは甘味と酸味のバランスが絶妙
筆者は自家製田舎風パテ、ポルチーニ茸のスパゲティ、的鯛のグリルを、妻は前菜盛り合わせ、ウニのスパゲティ、仔牛のカツレツを注文。これらのメニューに先駆けて自家製パンが出るのですが、フォカッチャのおいしさが抜群でした。食感はふかふかもちもち。パンがちゃんとおいしいと、その後の料理への期待もおのずと高まります。

ポルチーニ茸のスパゲティ
ポルチーニ茸のスパゲティ。ゆるめのクリームソースのおかげで最後まで重たくならない
料理はきわめてオーソドックス。新鮮な素材を使い、その魅力を引き出し、なおかつボリュームもしっかり。特にスパゲティは、運ばれてきたとたん、ポルチーニ茸、そしてウニの香りが力強く立ち上ってきてうっとりさせられました。具はメインの食材一種類だけのシンプルなクリームソースパスタなんですが、その分、素材そのものの味と香りをしっかりと堪能できる仕上がりです。

何だか舌をかみそうな店名に、敷居の高い高級レストランを想像してしまう人も多いかもしれませんが、直訳すれば「落合食堂」。そこで楽しめるのは、気取りのない堂々たる“イタめし”です。 親しみやすさと安心感のある正統派の味つけ、そしてリーズナブルさ。お値打ち好きな名古屋人の心をしっかりとつかみそうです。

気になる予約状況ですが、ランチは遅めの午後1時半からなら、昼頃に来ても席が取れるチャンスはあるとのこと。また、午後1時以降のBランチに限り事前予約も可能です。ディナーは6月末まで既に予約でほぼ一杯だそうですが、狙い目は夜9時半から。この時間帯なら1~2週間前でも空きがある可能性はあるそうです。ただし、土日はこの限りではないのでご注意を。

■ ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ
・TEL:052・759・5030
・営業時間:11時30分~14時、18時~21時30分 ※各ラストオーダー
・定休日:月曜
ラ・ベットラ・ダ・オチアイHP

気軽に、でも上品に楽しめる
飲茶レストラン「梨杏茶樓」

梨杏茶樓・実食
チャイニーズモダン調でシンプルかつ開放感のある店内
翌日は再びランチタイムに「梨杏茶樓」(りんかさろう)へ。ここは、名古屋駅の名古屋マリオットアソシアホテルで人気の中国料理店「梨杏」に、カジュアルかつリーズナブルな飲茶の要素を加えた新業態。ランチは1575円、2415円、3150円、ディナーは2940円、3675円、5250円の各3コース。ホテル内の「梨杏」ではランチ2415円~、ディナー7350円~ですから、かなり気軽に利用できる価格設定となっています。

蒸し飲茶3種盛りと小籠包
蒸し飲茶はエビ蒸し餃子、フカヒレ蒸し餃子、トビコ乗せ蒸しシュウマイ。右は特製小籠包
オーダーしたのは2415円の飲茶づくし。黄ニラ入りワンタンスープ、五目入り湯葉巻き、エビ蒸し餃子、フカヒレ餃子、シュウマイ、小籠包(しょうろんぽー)、焼き大根餅などなど、点心のオンパレード。チャーシュー入り焼きパイや揚げパンとエビすり身のマヨネーズあえなど、創作性の高いユニークなものも随所に盛り込まれ、目と舌の両方を楽しませてくれます。どれも上品な味つけかつ大きさが小ぶりなので、最後まですいすいと食べられます。

飲茶
手前から揚げパンとエビすり身のマヨネーズあえ、焼き大根餅、チャーシュー入り焼きパイ
両隣のテーブルのお客さんはいずれも1575円のランチセットを注文していました。前菜に飲茶3種盛り合わせに、メインはスープそばか焼きそばか五目チャーハン。これはかなりお値打ちです。次は是非こちらも食べに来たいと思いました。

今のところ予約状況には比較的余裕があり、平日なら少々の待ち時間で席に着けそう。ただし、54席(個室2室)と決して大きなお店ではないので、電話予約を入れておくことをオススメします。名古屋の街場には気の利いた雰囲気の中華レストランはまだまだ少ないので、今後じわじわとファンを獲得するんじゃないでしょうか。

■ 梨杏茶樓
・TEL:052・757・5665
・営業時間:11時30分~14時、18時~21時30分(土日祝は17時~21時) ※各ラストオーダー)
・定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜休)

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