受験生へ!夏休みを制するものが受験を制する!

受験生の夏休み

高校受験、計画的な夏休みの過ごし方が、志望校合格への第一歩。

夏休みだからとプールに、映画館に、遊園地……などと受験生にとっては、「遊んでばかり」という訳にはいきません。「夏休みを制するものが受験を制する」。これは、決して大げさな話ではなく、本当のこと。夏休みを有意義に過ごした受験生こそが、第一志望の高校に合格するのです。志望校に合格する受験生の典型的な夏休みの勉強法と過ごし方のポイントを紹介します。

【目次】

夏休みの受験勉強、まずは徹底的な復習を

一問一答式(社会)の問題集で、まずは重要語句のおさらいから始めよう。

理科や社会の復習は、一問一答式の問題集で、まずは重要語句のおさらいから始めよう。

夏休みの本格的な受験勉強は、まず徹底した復習から始めましょう。まとまった時間のある夏休みの時期だからこそ、弱点補強や苦手科目克服のためのよい機会です。

復習の中でも、特に中学1・2年生の内容が重要です。学校で復習用の教材を使っているのなら、まずはそれをしっかりとこなすことから始めましょう。市販の問題集を買ってやるのなら、単元別にまとめられたコンパクトな問題集を選ぶことをオススメします。その場合も、1・2年生の復習用の問題集でかまいません。

夏休みの受験勉強のために難しい問題集や、分厚い参考書を買う必要はありません。せっかく買っても、やらずに本棚に眠っていたら意味がないからです。当たり前のことなのですが、結構やってしまいがちなので注意しましょう。

教科別では、夏休みの受験勉強ではまずは得意教科を伸ばしましょう。得意教科があることは、受験生にとっては一番の強みとなります。一方で苦手教科の克服も大切です。
 
英語の基礎は英単語から。入試に出やすいランク順だから、得意な人も苦手な人も自分のペースに合わせて復習できる単語帳。アプリと併用することで効果は倍増。

英語の基礎は英単語から。入試に出やすいランク順だから、得意な人も苦手な人も自分のペースに合わせて復習できる単語帳。アプリと併用することで効果は倍増。

英語や数学は受験直前になってあわてて勉強しても、なかなか実力はアップしません。なぜなら、英語や数学の成績不振の原因は、ほとんどが中学1・2年生の内容の理解不足にあるからです。だからこそ、この時期に1・2年生の内容の復習を大切にしましょう。

国語は、まずは音読して文章がきちんと読めるかを確認しましょう。読めなかったら、教科書を何度も口に出して読んでみて、スラスラ読めるようになるまで練習しましょう。国語の基礎基本は音読からです。そして、漢字や熟語、慣用句やことわざ、そして詩や古文などの重要表現も一通りおさらいしましょう。

理科や社会は受験直前まで追い込みが可能ですが、できれば早い時期から復習しておいた方が良いことは言うまでもありません。まずは、一問一答式の問題集で、重要語句の復習から始めると良いでしょう。
 

夏休みの受験勉強は、塾の夏期講習も活用する

夏休みは勉強法にも工夫が必要です。受験では、教科書の順番通りに問題が出たりすることはありません。さまざまなパターン、さまざまな分野から問題が出題されます。とはいえ、まずは単元別や分野別に基礎基本のおさらいが重要です。

英語なら、否定文・疑問文・時制・不定詞など。数学なら、方程式、関数、図形など。歴史なら、中世、近世、近代など、同じ時代の異なった国の横のつながりについてもまとめておくことが大切です。

そして夏期講習など、学習塾の講習会も積極的に活用しましょう。学習塾でも夏期講習は一番のウリ。周りの受験生に刺激されながら、受験モードに突入する絶好のチャンスです。
 

夏休みに本格的に過去問を解くのはまだ早い

夏休みの時期に、入試問題(過去問)に挑戦するのは、まだ少し早いので注意しましょう。なぜなら、まだ習っていない内容がたくさんあるから。先取りして、過去問を解いても、あまりできが良くなく、返って自信を失うことにもつながるのでやめておく方が無難です。

それでも過去問を解きたいという場合には、「どんな問題が出るのかな?」といった傾向をつかむくらいでOK。あくまでも「まだ準備段階」であることをお忘れなく。
 

受かる受験生は、夏休みも規則正しい生活習慣をしている 

受験は夏休みの過ごし方がカギ!最低限、早寝早起きの生活リズムだけは崩さないように
夏休みは学校もなく、部活を引退した受験生にとってはまさにパラダイス。ここぞとばかりに、夜更かしをしたり、冷たいものをとりすぎたりと、生活習慣が乱れがち。

夏休みだからと、油断しないことが合格への第一歩になります。最低限、早寝早起きの生活リズムだけは崩さないようにしましょう。

他に注意したいのは、夏バテ!  生活リズムの乱れだけでなく、栄養のバランスの偏りによる夏バテにも注意したいところ。生活習慣の確立と体調管理から、すでに受験は始まっているのです。
 

夏休みの受験勉強、適した時間に適した教科・教材に取り組もう

夏休みの受験勉強では、午前中は英語や数学や国語など、思考力や判断力を必要とする教科が良いでしょう。なぜなら、人間の脳が一番活性化するのは、朝起きてから2~3時間後とされているからです。

午後は、理科や社会などの暗記教科の勉強の時間に最適です。とはいえ、お昼ご飯を食べたあとなので、ちょっと眠たくなることも……。そんなときは、ちょっとだけお昼寝タイム。15分程度の軽い昼寝は、疲れた心と体をリフレッシュさせてくれます。

また、自宅や塾で勉強ばかりでは、気がめいってしまいます。同じ勉強をするにしても、例えば、図書館やファミレスで勉強する。あるいは友人の家で勉強するなど、環境を変えて気分転換をするのも良いでしょう。
 

受験生の夏休みにも適度なリフレッシュやリラックスが必要

受験生でも、外で軽い運動をして、体を動かすことも大切ですね。

夜は、テレビを見たり家族と団らんをしたりして、ひとまずリラックスを。この時間帯に勉強をするのなら、まずは、その日、勉強したことをもう一度おさらいしましょう。家族で問題を出し合って、「クイズ形式で勉強する」のもグッドアイデア。

単語や年号などの暗記ものは、寝る前に軽く復習する程度に。夜遅くまで勉強しても、あまり効果がなく、生活リズムの乱れにもつながるので注意が必要です。
 

合格する受験生の夏休みの勉強計画表

■時間帯:場所→理想的な過ごし方
  • 午前:自宅or塾→英語、数学、国語の3教科を中心に復習や問題演習
  • 昼食後→15分程度の軽い昼寝
  • 午後:自宅、図書館、ファミレスなど→理科や社会などの暗記教科を中心に
  • 夕方:外出→軽い運動などで体を動かす
  • 夜:自宅→その日勉強したことの復習、単語や年号などの暗記ものを軽く 

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