高千穂の地図
今回の行き先は【宮崎】
涼感あふれる高千穂峡・真名井の滝
古くから読み継がれる日本神話の中で、日本建国の神様が降り立つ「天孫降臨」というエピソードがあります。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫であるニニギノミコトが三種の神器(鏡、勾玉、剣)を携えて5人の神様と共に天界から地上の高千穂と呼ばれる場所に降り立ちました。

高千穂の場所はどこかというと、霧島連峰の高千穂峰(鹿児島県)と日向(ひゅうが、ひむか)の国の高千穂(宮崎県)の2つの説があるのですが、どちらも神話にちなんだ史跡があり、訪れる人々を壮大な神話ロマンの世界に誘ってくれます。

今回は宮崎県の高千穂より、日本神話よりも遙か昔に大自然が作り出した美しい渓谷である高千穂峡をご紹介します。神秘的な雰囲気と涼しさを体感できる素敵な名所ですよ。

大自然の営みが作り出した高千穂峡

高千穂峡・真名井の滝(1)
高千穂峡の一番の見所、真名井の滝。涼感あふれる美しい渓谷に滝の水が降り注ぎます(1998年8月撮影)
高千穂Yahoo! 地図情報)は、宮崎県の北部に位置する山間の町。天孫降臨の故事にちなんだ神話の故郷として、天岩戸神社や高千穂神社などの古刹があり、毎年たくさんの観光客が訪れます。

高千穂峡
五ヶ瀬川が作り出した高千穂峡。阿蘇の溶岩が美しい渓谷を作り出しました(1998年8月撮影)
高千穂町の中心部から少し離れた所にあるのが高千穂峡Yahoo! 地図情報)。九州山地を水源として日向灘に注ぐ五ヶ瀬川が作り出した美しい峡谷です。

太古の昔、阿蘇山の火山活動でできた溶岩台地を、五ヶ瀬川が長い歳月をかけて削ったことで深い谷ができあがります。その美しさから1934年(昭和9年)には、国の名勝・天然記念物に指定されました。

峡谷沿いに遊歩道が整備されているので、吸い込まれそうな緑色に輝く五ヶ瀬川の水と、荒々しい柱状節理の岩のコントラストを見下ろしながら散策することができますよ。