気温が暖かくなり、歓送迎会、転勤、新入学、新社会人などのキーワードが飛び交う時期になると、その1ヶ月先にはもうゴールデンウィークが控えています。

2008年のゴールデンウィークは、2007年より5月4日に移動した「みどりの日」が日曜日のため、5月6日(火曜日)が振替休日になります。もう一つの祝日4月29日「昭和の日」が火曜日なので、4月30日~5月2日に休暇を取ると8連休、4月28日にも休暇が取れると土日お休みの方は4月26日から夢の11連休が実現します!

2008年ゴールデンウィーク期間のカレンダー

長いお休みが取れると海外旅行へ出かける方が多いのですが、最近の原油高で国際線の航空運賃に加算される燃油サーチャージの割高感があることから、今年は国内旅行にも注目が集まります。

唐津の地図
今回の行き先は【佐賀】
藤が彩る唐津城と唐津くんちを体感
今回は、長いお休みが取りやすいゴールデンウィークの旅にぴったりな名所・旧跡の中から、九州・佐賀県の唐津(からつ)をご紹介しましょう。

玄界灘につながる唐津湾を見下ろす美しい城、唐津城の城内には薄紫色の花をつける藤棚があり、つつじと共に訪れる人々の心を癒してくれます。また日本三大くんちの一つ、唐津くんちの豪華絢爛な曳山は一目見ただけで心を奪われてしまいますよ。

唐津湾を見下ろす唐津城

唐津城(1)
唐津城は、1608年に完成。明治維新後の廃藩置県の折に取り壊されましたが、1966年(昭和41年)に天守閣が復元されました(2005年5月2日撮影)

唐津城(2)
唐津市内のホテルから唐津城を望む。緑に覆われた満島山の上に天守閣があることがよくわかります。
唐津Yahoo! 地図情報)は、佐賀県北部の唐津湾に面した城下町。佐賀県内には有田や伊万里(いまり)などの陶磁器の産地がありますが、唐津も「唐津焼」として良く知られている陶器の産地です。

唐津の名所として知られるのが唐津城Yahoo! 地図情報)。戦国時代、豊臣秀吉の家臣だった唐津藩主 寺沢氏の手により7年の歳月をかけて1608年に完成した城です。

築城する際には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際の拠点とした後、使われなくなっていた名護屋城(現在の唐津市鎮西町付近)を解体・移転する形で作られたという史実があります。明治維新後の廃藩置県により、天守閣は取り壊されましたが、1966年(昭和41年)に五層の天守閣が再建され、現在に至るまで人々に親しまれています。

唐津城からの眺め
唐津城天守閣からの眺め。
 左上:西の浜海水浴場
 右上:虹の松原
 左下:唐津市内(唐津駅方面)
 右下:唐津市内(東唐津方面)
唐津城の天守閣に登ると、唐津市街と唐津湾の美しい風景を眺めることができます。

寺沢氏は唐津城の築城の折に松浦川の流れを変えて天守閣を置いた満島山を半島化することで、城の防御をしやすくするなどの大がかりな工事を行いました。

天守閣から市街を眺めると約500メートルにも及ぶ松浦川の川幅がよくわかりますし、唐津湾の東側には松林と砂浜が約4キロメートルに渡って、美しい海岸線を描く名勝・虹の松原も望むことができます。

唐津城から眺める高島
唐津城天守閣から眺めた高島。宝くじが当たると言われる宝当神社がこの島にあります。
また唐津城の天守閣から唐津湾の方向を眺めた時、沖合にぽっかりと浮かぶ小さな島があることに気づきます。

この島は高島。島内にある宝当(ほうとう)神社は、宝くじの神社として知られており、御利益を求めて島に渡る方も多数いらっしゃいます。唐津からは定期船(1日6往復)や海上タクシーで10分ほどで行けますので、興味が湧いた方は立ち寄ってみるのも良いでしょう。

続いては、ゴールデンウィークならではの唐津のお楽しみ、唐津城の藤棚と日本三大くんちの一つに数えられる由緒あるお祭り、唐津くんちの曳山展示場をご紹介しましょう。次ページに続きます。