起伏に富んだ回遊式庭園を楽しむ

善峯寺(5)/観音堂と紅葉
山門をくぐって正面にある観音堂。山間の紅葉が建物を引き立てます(2006年11月23日撮影)
山門に至るまで、かなりの急坂を登ってきた訳ですが、実はここからがメイン。山門の奥が善峯寺の境内となります。

拝観料を納めて山門をくぐり、石段を登ると現れる建物が観音堂。善峯寺は回遊式庭園のスタイルを取っており、境内の各所にお堂が点在していますが、この観音堂が境内を散策するコースのスタートポイントです。

拝観料を納めた際に頂ける境内の地図には庭園を回遊するためのルートが示されていて、各所には地図の記載と同じ番号の見所への行き方が示す表示があります。これらを見ながらお堂などをまわっていきましょう。

善峯寺(6)/道案内と紅葉
案内に従って番号順にお堂を訪ねていきます。
ただし頂いた地図で見るとわからないのですが、境内が山の中にあることから、お堂へ向かうルートは起伏に富んだコースがほとんど。急坂や石段も含まれています。

地図上ではすべてのコースを歩くと40分程度と示されています、実際にはお堂や紅葉などを見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ガイドの場合は2時間近くかけてまわりましたので、境内の参拝にはそれなりの時間を確保した方がいいでしょう。

善峯寺(7)/遊龍の松
お堂の他にも「遊龍の松」など見所がたくさんあります
境内にはお堂の他に、「幸福を招くお地蔵さん」や天然記念物の「遊龍の松」、重要文化財に指定されている「多宝塔」などの見所があります。

特に「遊龍の松」は、幹が真横に延びる姿が龍のように見えることから名付けられた樹齢約600年の珍しい松の木。必見ですよ。

都を見下ろす絶景と紅葉を楽しむ

さて善峯寺に参拝したら、ぜひとも楽しんで欲しいのが都を見下ろす絶景。境内の散策コースの途中からは麓を見下ろせるスポットが何ヶ所もあり、京都市街の町並みをパノラマで楽しむことができるのです!
善峯寺(8)/寺から見下ろす京都の街と紅葉
善峯寺から見下ろす京都の街と紅葉。こんな素晴らしい風景が待っています!(2006年11月23日撮影)

善峯寺(9)/奥の院への入口の紅葉
ピーク時には、境内すべてが燃えるような紅葉に覆われます(2006年11月23日撮影)
京都の素晴らしい場所を毎回紹介しているJR東海のテレビCM『そうだ、京都行こう』でも、2005年秋の紅葉シーズンに善峯寺が取り上げられました。

見晴らしの良い時は、反対側の東山や比叡山(ひえいざん)の山々も望めるとのことで、紅葉の時期は街を見下ろす風景に対して色美しい紅葉がアクセントとなります。この風景は一度見たら忘れられないものになりますね。


都を見下ろす紅葉が楽しめる善峯寺のご紹介、いかがでしたか?京都には市街だけでなく郊外にも善峯寺のような個性的なお寺がたくさんあります。何度も京都へリピートしている人も、初めて京都に行くという人にもお勧めの善峯寺へぜひお出かけ下さい。

善峯寺へのアプローチ

善峯寺行きの阪急バス
善峯寺へはJR京都線 向日町駅、阪急東向日駅より阪急バスが定期運行。
  • 地図:Yahoo! 地図情報
  • 公共交通機関の場合
    <JR>
    東海道新幹線で京都にて下車、JR京都線に乗り換えて向日町(むこうまち)駅まで行き、阪急バス 66系統 善峯寺行きに乗車。
    終点 善峯寺バス停より、少し歩いた所に参道への入口あり。
    向日町駅から善峯寺まで35分~50分程度かかります。

    また、大阪・梅田と京都・河原町を結ぶ阪急京都線の東向日(ひがしむこう)駅からも同じ善峯寺行きのバスに乗れます。
    善峯寺のWebサイトに、「路線バス時刻表」としてバスの時刻表が掲載されています。
    なお、このバスは1日7往復前後の運行ですが、紅葉などの多客期には、臨時バスが出ることもあります。
  • 車の場合
    名神及び京滋バイパス 大山崎インターチェンジより、国道171号線と府道で洛西ニュータウン方面へ。その後は案内に従います。
    善峯寺のWebサイトに、「行き方と駐車場」として詳しい行き方が記載されています。
    善峯寺に至るまでの道路は、道幅の狭い場所や急坂、急カーブが多く、バスなどの大型車との離合など運転に気を遣うポイントが多いので、注意して下さい。

    【関連サイト】
  • 善峯寺
  • All About 京都
    ◇「名所・旧跡めぐり」ガイドの紅葉に関する他の記事はこちらです。
  • 箱根美術館の庭園で紅葉を楽しむ【神奈川】
  • 紅葉に覆われる十三重塔!談山神社【奈良】
  • 冬桜と紅葉が一緒!鬼石・桜山公園【群馬】
  • 色づく山々に感動!立山黒部アルペンルート
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