姿勢・仕草/可愛く美しく見せる姿勢・仕草

100m先で美しく映える姿勢のコツ

100m先でも美しく映えるコツはやっぱり「姿勢の美しさ」に限ります。今回は美しい姿勢になるための「歪み改善エクササイズ」を分かりやすく写真入りでご紹介します。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

美しい姿勢の持ち主は100m先でも映える!


美しい姿勢の人は近くではもちろん、その美しさを感じる事ができる事は当然ですが、遠くでも、例えば100メートル先でも、映えて見えます。遠くから見ると、姿勢の良い人と悪い人とでは、歴然の差が出てくるのです。

AとBではどちらが美しく見えますか?


「姿勢美人」は遠くからでもその美しさをアピールする事ができます。遠くからの場合は、メイク・ファッションよりも姿勢の美しさの方が人目を引くのです!


歪みのない美しい姿勢をインプット!


実際に「美しい姿勢」をマスターする事は、歪み改善につながります。下記は日本ウォーキングセラピスト協会が提唱する「基本の立ち方」です。

【基本の立ち方 6か条】
基本の立ち方
足は身体の土台です。

1:爪先は、正面に向け揃える
家を連想して下さい。土台がしかりしていなければ、家は傾いてしまいます。足は身体の土台です。足元が揃っていない事は身体の歪みにつながります。

2:ヒップを引き締める
ヒップを引き締めると共にヒップの前面のソ頚部を伸ばします。

3:腹筋と背筋を使い背筋を真っ直ぐにのばす
背骨が反らないように腹筋を意識しましょう。反りすぎると腰痛を誘発します。

4:肩甲骨を寄せるようにして胸を開き肩の高さを揃える
左右の肩の高さが違うと、リンパや血液の流れが悪くなります。

5:首の筋肉を意識し頭を真っ直ぐにする
仕上げは頭の位置です。首を前に出すと猫背を誘発します。 筋肉をしっかり使い上へ引き上げましょう。

6:腹筋の張力を落とさないようにキープする
腹筋の張力を落とさないようにキープしましょう。 腰を反らし過ぎないように、腹筋と横隔膜を緊張させ、みぞおちを背面に押します。 腰痛の防止、下腹部のたるみの防止などの目的から、腹筋を常に意識しましょう。

横から見たとき。くるぶし、膝横、大転子(脚と骨盤のつなぎ目)、肩、耳が1本のラインでつながるように。

脊柱が正しいS字ラインになることがポイントです。前から見たとき、脚の内側のライン・おへそ・胸の間・鼻・眉間が1本のライン上になるようにします。そして横から見たときは、くるぶし・膝横・大転子(脚と骨盤のつなぎ目)・肩・耳が1本のライン上になるように。

首とアゴを引き気味にして、視線は正面に。壁に後頭部・肩・ヒップ・ふくらはぎ・かかとをつけて立ち、背中と壁の間に手が入る隙間ができると理想的です。


今まで歪んでいた状態が当たり前だった身体に正しい姿勢を覚えさせる事は確かにキツイ!でも、あきらめないで下さい。その行為は、グラマラスボディーを手に入れる第一歩なのですから。


次は歪みをリセットできる簡単ストレッチを紹介しましょう!



■シリーズ「グラマラスボディになる!姿勢&歩き方レッスン」バックナンバー
vol.1 歪み撃退が美しさへの第1歩
vol.2美しさへの障害 12のチェック
前から見たとき。脚の内側のライン、おへそ胸の間、鼻、眉間が1本のラインでつながるように。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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