ハイビジョンビデオカメラがここ1~2年で急激に身近になってきている。テープタイプの「HDVカメラ」からスタートしたハイビジョンカムだが、DVDタイプ、HDDタイプと進化して、今やメモリーカードタイプが主流になりつつある。記録媒体がメモリーカードになったことで小型軽量化も実現し、ソニー「HDR-TG1」のように毎日でも持ち歩けるようなデザインと軽さを両立したモデルも登場した。ハイビジョンカムは「運動会や卒入学式を撮影するもの」から、趣味や旅行、普段の日常撮りまで幅広く使えるものになろうとしている。

「普段を撮るハイビジョンカム」といえば、三洋電機「Xacti(ザクティ)」シリーズがその嚆矢とも言える。最初に1280×720ドット、30fpsでMPEG-4 AVC/H.264記録できる「DMX-HD1」を市場投入し、その後フルHD撮影が可能な「DMX-HD1000」や最新「DMX-HD1010」なども発売。一般的なAVCHD規格のハイビジョンカムとは一線を画した独自の世界観を形作っている。

そんなXactiシリーズに最新モデルが登場した。1280×720ドット、30fpsのMPEG-4 AVC/H.264記録が可能な「DMX-HD800」だ。DMX-HD800は2007年10月に発売した「DMX-HD700」の後継モデルで、約800万画素相当の1.25型CMOSセンサーに光学5倍ズームレンズを搭載する。本体サイズ幅73.7×高さ109×奥行き35mm、重さ約195g(撮影時質量約220g)で約90分のバッテリー撮影(実撮影時間約55分)が可能なパワフルモデルである。2008年8月22日発売で、予想実売価格は5万円前後。

三洋電機が2008年8月22日に発売するハイビジョンムービーカメラ「Xacti DMX-HD800」。1280×720ドット、30fpsでMPEG-4 AVC/H.264映像の記録が可能だ

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