「販売士」資格の効果

流通業界では定番のこの資格。合格後、どのくらいの「効果」があるものなのでしょうか?一般的に考えられる「効果」を挙げてみましょう。

■その1:企業内でのキャリアアップに効く!
日本商工会議所が推進し、長い歴史を持つ「販売士」、企業での知名度は抜群です。そのため主要百貨店、スーパーなどの販売職はもちろん、東芝、オムロン、資生堂などのメーカーやNTT、JR東日本などのサービス産業でも、営業職を中心に資格取得が奨励されています。

当然、人事異動や採用の際の能力評価の参考にする企業も多いため、資格を取得すれば、即ち自分自身の評価を上げることにもつながります。特に、自社の取得推奨資格として「販売士」が挙がっているという人は、積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

■その2:流通業界が好調の今なら、就・転職に効く!
「経験優先」の傾向が強い転職市場にあって、比較的「未経験OK」の求人が多いのが、販売職や営業職です。景気が持ち直してきた昨今は、流通業界も上向き。特に必須資格は無い販売職ですが、「経験者」との競い合いでは、アピール材料はもちろん多い方が良い!

専門知識やスキルを客観的に証明する「販売士」資格は、そのひとつとして効果を発揮するでしょう。また前述のとおり、流通業界のみならず、幅広い業界で知名度が高いのも「販売士」資格のメリット。他業界での就・転職を目指す場合にも、それなりの効果は期待できます。

■その3:ビジネスパーソンの基礎力アップに効く!
「販売士」というと、どうしても「販売職の資格」というイメージが強く、他の職種との関連性は低い印象を受けます。しかし、1、2級ともなれば、直接的な「販売スキル」のみならず、マネジメント職としての知識・スキルやマーケティング能力など、その内容は多岐に渡ります。

ビジネスパーソンに人気の資格「中小企業診断士」の商業分野とも重なる部分が多いと言われ、近年の受験者に、コンサルティング関係者が増えてきてるのも納得です。

企業で働く一人一人に経営センスが求められるのが今の時代。「販売職じゃないから……」と見逃してしまうのは勿体ないかもしれませんね。



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